ストレス?脳の病気?「めまいの原因」をタイプ別に自己診断

耳鼻咽喉科渡辺医院の院長であり、めまい・耳鳴り・片頭痛の治療を行ってきた渡辺繁氏の著書『本当は怖い めまい・耳鳴り』より一部を抜粋し、めまいの原因をタイプ別に解説します。

めまいの危険度チェック!どんなときに起こるのか

皆さんが感じるめまいは、どんなときに起こるものでしょうか。めまいの発作は、特に前触れなくいきなり起こるパターンが最も多いのですが、いつも決まった状況で同じようなめまいが起こるなら、それも自分のめまいがどういうタイプかを見わける目安になることがあります。

 

朝起きるときにフラッとするというケースは、めまいの中でも、非常に訴える方が多い症状です。また、長時間立ち続ける仕事に就いている人の中には、仕事中、目の前が暗くなったような感じ(眼前暗黒感)がして、急にクラッとすることがあると訴える方もいらっしゃいます。こうしためまいをタイプでいうと、立ちくらみを起こしやすい「起立性調節障害」に当たります。

 

根を詰めて仕事を続け、強いストレスを感じているときにめまいを起こす人もいます。特に、パソコンを使った作業を続けたときなどに、クラッとするめまいや、頭がふらつく感じがしたという訴えはよく聞きます。

 

それだけで診断がつくわけではありませんが、目を酷使していると眼精疲労によって「視性めまい」を起こすことがあります。体のバランスには、耳の機能や脳血管の状態だけでなく、目からの視覚情報も関係しているからです。

 

さらに、特定の動作や状況によって起こるめまいがいくつかあります。めまいの中で最も多いのは、横になったときや寝返りを打ったときにグルグルめまいが起こる「良性発作性頭位めまい症」で、診断やリハビリは必要ですが、危険度の高いものではありません。

医療法人社団一医会 耳鼻咽喉科渡辺医院 院長 

1951年、東京生まれ。岐阜大学医学部卒業。東大病院分院耳鼻咽喉科助手、JR東京病院勤務を通して、めまい、耳鳴り、難聴、いびきなど多くの症状に接し研鑽を積む。1988年に渡辺医院を開業。日本耳鼻咽喉科学会専門医の資格を持つ。日本耳鼻咽喉科学会、日本めまい平衡医学会、日本聴覚医学会、日本頭痛学会、日本気管食道科学会所属。めまい・耳鳴りのみならず、耳鼻科の切り口から危険な頭痛を見抜き、片頭痛の治療を行っている。

医療法人 社団一医会 耳鼻咽喉科 渡辺医院
https://miminari-watanabe.com/

著者紹介

連載幻冬舎ゴールドオンライン人気記事ピックアップ

本当は怖い めまい・耳鳴り

本当は怖い めまい・耳鳴り

渡辺 繁

幻冬舎メディアコンサルティング

めまい・耳鳴りを完治させるためには「市販薬に頼り切らない適切な対処と日常生活での心がけ」がカギとなります。 耳鼻科の切り口からめまい・耳鳴りの根本原因を見抜き、治療することに長けた著者が、つらい症状を治すための…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧