米国不動産市場の「中古住宅売買」において、「戸建てリノベ転売取引比率」は増加傾向にあり、リーマン危機前と同水準にまで回復する勢いを見せています。特に、南部や南西部での転売比率が高くなっている一方で、「経済的リターン」の割合は、その地域性と比例していない現状があります。このような流れに関連してくる数値が、転売される米国住宅の「築年数」です。本記事では、コアロジック社のデータをもとに、「リノベ転売事業」の推移や、今後リターンの期待できる地域・物件について考察します。

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