日本型オペレーティングリースの仕組みやメリットについて詳しく検証している本連載。今回より、広義での「オペレーティングリース」を含めたオペレーティングリースの全体像の理解を深めるために、よくある疑問点についてQ&A方式で展開する。今回のテーマは「日本型オペレーティングリース以外のオペレーティングリース」について。

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Q6. 日本型オペレーティングリース以外のオペレーティングリースにはどういうものがあるのか?

A6.日本型オペレーティングリースは、あくまでオペレーティングリースの一形態にすぎず、市場全体に占めるシェアはごくわずかである。

 

そもそもオペレーティングリースは、「解約不能」と「フルペイメント」を前提するファイナンスリースとは異なり、レッシーによる中途解約が可能で、購入したリース物件価額の満額が戻ってくる保証もない。その分、貸し手(レッサー)はリスクを負うことになる。日本型オペレーティングリースでは、そのリスクを匿名組合に出資した法人投資家が負うことになる。

 

このようにレッサーがリスクを取ってリース物件を購入し、レッシーに貸し与える取引がファイナンスリースの要件を満たさない場合、すべてオペレーティングリースとみなされ、その母数から考えれば、日本型オペレーティングリースの件数は全体で見れば少ないと言える。
 

 

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【参考】

オペレーティングリースとは?「日本型オペレーティングリース」の仕組み・使い方・メリット

 

 

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