投資にリスクはつきもの。「絶対失敗しない!」はない
投資したい!
でも、
●投資の初心者だから、失敗したらどうしよう?
●投資初心者向きの投資商品はどんな商品なの?
●いくらから投資を始めたらいいの?
など、投資を始めたいものの、初心者ということで、なかなか次の一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
正直、投資である以上リスクはあります!
つまり、絶対失敗しない! という保障は、誰もできないと思います。
しかし、きちんと自分の属性を把握した上で、適した投資をすることによって、リスクを最小限におさえることができます。
そこで今回は、月間20名以上の方に投資を提案している私が、投資を検討されている初心者の方々が、リスクを最小限におさえるために、知っておくべき知識、やっておくべきことをお伝えします。
「お金を増やしたい!」焦る気持ちが失敗を招く
1、投資初心者がやりがちなミスを知る
この低金利時代に、銀行にお金を預けても、全くお金が増えないということはみなさんはご存知であると思います。
そんな中で国としては、積み立てNISA(ニーサ)やIDECO(イデコ)の宣伝があったり、身近な人から、株やFX、仮想通貨などで儲かったという話を聞いて、自分は何もしていないと不安に思い、とりあえず少額からと勢いで投資をスタートされる方も少なくないでしょう。
ここで意識していただきたいのは、例え少額でも仮に積み立ての投資を始めた場合には、大きな投資をしているという事実です。
例えば、月1万円の投資だとしたら、1年間で12万円です。仮に10年、20年続けたとしたら、それは数百万の投資をスタートしているのと同じということです。
普段みなさんは、数百万の買い物をする際に、情報収集せずに内容をあまり理解していないもものをご購入されたりするのでしょうか? おそらくほとんどの方は違うと答えるでしょう。しかし、金融商品を購入する上で、ここが意外と意識として薄れてしまう点なのです。
従って、まずは広告宣伝や身近な人の儲け話に煽られて、慌ててスタートしないようにしましょう。
2、初心者だからではなく、自分に適している投資商品を知る
私は、年間300名以上の方に投資プランを提案させて頂いていますが、同じ投資プランの方は一人もいません。
なぜならば、人の属性、性格、投資目的、投資できる余力などは違うので、当然投資プランも変わってきます。
投資を始める前に、ご自身の条件を整理しましょう。
(1)投資目的の明確化
まずは、投資目的を明確にしてください。
①短期目的
結婚費用、住宅購入など、直近5年以内を目安にしてください。
②中長期目的
教育費用、老後費用など直近から老後にかけて考えてみてください。
③余暇目的
ブランドバッグなど欲しいものや、ゴルフなどやりたいことの娯楽費用を出してみてください。
(2)現状の資産状況を知る
投資目的の設定ができましたら、それを達成するプランを立てる根拠である現状の資産状況を把握しましょう。
①毎月資産形成で使える金額を明確に出す
毎月の手取り金額から固定費や娯楽費用を差し引き、毎月資産形成で使える金額を明確に算出します。
なお、ボーナスがある場合には、ボーナス金額ももきちんと計算しましょう。
②銀行の貯蓄額を整理する
無駄に銀行に眠っているお金の金額を明確にしましょう。
3、投資商品の選定
「2、初心者だからではなく、自分に適している投資商品を知る」を行うことで、月々投資に使える金額が明確することができ、どの投資商品が自分に合うのかが今まで以上に明確になります。
ただ、ここで一番注意して頂きたいのは、現状ではあまり余裕がないのにもかかわらず、お金を増やしたいという思いが先行して、ハイリスクの金融商品に投資し、失敗してしまうということです。
まずは現状をきちんと把握し自分自身の性格や将来を明確にすれば、適格な投資商品を選択しやすくなり、失敗する確率も格段に下げることができます。
4、パートナーを見つけることが成功への最もの近道
金融が遅れている日本では、教育制度の中で、お金のことや投資のことを学ぶ時間がほとんどありません。
そんな基礎知識もない中で、インターネットの知識や身近な一般の方から聞いた話だけで、果たして正しいのかどうかを判断するのは容易ではありません。
つまり、投資や資産形成で成功する近道は、自分自身がこの人には自分の人生を預けてもいいと思える信頼できる投資のプロに出会うことです。
もちろん、自分自身で勉強するのもいいですが、多くのプロの方に会い、最新の情報を吸収していくことが、最も成功への近道かもしれません。
まとめ
投資は簡単なモノではありません。初心者はその中で成功するのはもっと難しいなことだと思います。しかし、焦って投資を始めるのと、きちんと自分現状を整理し、目的を明確化することによって、成功率は格段に上がると思います。
まずは自分で悩むより、信頼できるプロのパートナーを見つけましょう! きっと、あなたの資産形成の力になってくれるでしょう。