「資金調達」というと、起業家・経営者の多くは銀行等の金融機関を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、近年ではその方法も多様化しています。本記事では、「エンジェル投資家」を活用した資金調達の方法について、そのメリット・デメリットも含めて解説します。

投資家の心をつかむ「ビジネスプラン」を作成

①ビジネスプランを真剣に考える

まずは、ビジネスプランを作成します。ブレインストーミングでできる限り多くのアイデアをリストアップし、関連するものを結びつけてから取捨選択し、残ったものを練り上げて、自分の考えを簡潔に分かりやすくまとめます。

 

どんなに優れたアイデアでも、言葉として相手に伝わらなければ意味がありません。アイデアをどのように売上につなげていくのか、市場動向や競合他社を調査し、中長期のビジネスプランを文書としてまとめましょう。長々と書いた文章は読みにくく、肝心な部分が相手に伝わりづらくなります。伝えたいことはシンプルで分かりやすくする必要があります。

 

伝わりやすいだけではまだ足りません。多くの人に見てもらうためには、ビジネスにあなたならではのストーリーがあることが重要です。エンジェル投資家はアイデアも重視しますが、それ以上に人物を見て投資するかどうかを判断します。将来性のあるワクワクするストーリーを語っているか、それを語る人に魅力があるかどうかなどをシビアに判断するのです。

 

ビジネスプランそのものに魅力があるかどうかももちろん重要です。どのようにお金を使ってビジネスを進めていき、どこで売上や利益が生まれるのか、その利益をどのように投資家に還元するのか――こういったことを具体的な金額で、シンプルに伝えましょう。

 

また売上や利益だけでなく、起業することで叶う「幸福の度合い」を伝えるようにしましょう。

 

エンジェル投資家の心をつかむのは、他にない独創的な才能とアイデア、そして積極的に成功を目指す姿勢です。夢は大きく、しかしプランはシンプルで成し遂げやすいと感じてもらえるように、文書を構成しましょう。

起業することを、家族や友人に積極的に話す

② 知人100人に起業について積極的に話す

ビジネスプランがまとまったら、起業することについて家族や友人に積極的に話をしましょう。目標は100人です。人に夢を語ることは、夢を実現する第一歩です。なぜなら、起業について話をすれば、自分自身の考えや意志もまとまり、話した相手から役に立つ情報が得られ、出会いの場が広がり、人脈が広がっていくからです。

 

最初の頃はおそらく、周囲から「そんな夢みたいな話、叶うはずがないよ」と反対されることでしょう。ですが、めげてはいけません。エンジェル投資家に出資してもらうのは、家族や友人を説得する以上に大変なことです。ですので、家族や友人に反対されたとしても、起業のプランを話し続けましょう。そのぐらいの熱意がなければ、赤の他人に大切なお金を貸してくれるはずはありません。

 

あなたの熱意が伝われば伝わるほど、周りの人たちは少しずつ協力的になり、有益な情報を提供してくれたり、ひとりでは思いつかなかったアイデアを出してくれたり、有力なコネクションを紹介したりしてくれるようになります。

 

何よりも夢を話すことにお金は要りません。無料でチャンスがどんどん広がっていくのですから、ためらっている暇はありません。今からでも、あなたの夢の伝道を始めましょう。

経営者が知らない 資金調達8つの方法

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福田 拓哉

幻冬舎メディアコンサルティング

「あと1000万円あれば、息を吹き返せるのに・・・」 「300万円あれば、事業が始められるのに・・・」といったことはよくある話です。 こういうときに、いったいどうやって資金調達をしたらいいのでしょうか。 資金調達とい…

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