<会社概要>
本社 香港九龍尖沙咀梳士巴利道尖沙咀中心12字楼
設立年 ―
上場年 1981年4月8日
決算期 6月
従業員数 7,140人
経営者 主席 黄志祥
[図表1]株価チャート
[図表2]企業情報
サイノ・グループの1社、香港トップ5に入る不動産会社
シンガポール華僑の黄廷氏が立ち上げたサイノ・グループの1社で、香港トップ5に入る不動産会社。不動産の販売・賃貸管理、駐車場経営、ホテル経営、証券投資などを手がける。中国本土でも事業展開。福建省のアモイとショウ州、深センに住宅物件を保有する。土地ストックは17年末時点で2230万平方フィート(建築面積ベース)、うち4割が住宅向け。サイノ・グループは同社のほか、尖沙咀置業集団(247/HK)、信和酒店集団(1221/HK)の上場企業3社を傘下に擁する。現在は長男の黄志祥氏が2代目オーナーとして、上場3社の経営トップ(会長)に座る。
17年12月中間期は64%減収、201%増益。成都市(四川省)の複合物件「信和・御龍山」の権益80%を売却したことで、56億5300万香港ドルの譲渡益を計上した。残る権益20%について、評価益7億6190万香港ドルを計上したことも利益積み上げにつながっている。
一方、売り上げの減少は不動産販売収入の縮小によるもの。同収入(関連会社・合弁会社を含む)は52.0%減の45億6020万香港ドルに低迷した。減収の要因には言及していないが、物件の完工ペースなどが影響したとみられる。他部門では、不動産賃貸の売上高が2.3%増の15億5492万香港ドル、ホテルが7.9%増の4億6724万香港ドルと堅調だった。不動産賃貸部門では、入居率が安定推移。商業施設で97%(前年同期も97%)、オフィスで96%(同97%)と高水準を維持した。
17年12月中間期は64%減収、201%増益
[図表3]連結業績
[図表4]資本構成図
[図表5]主要業務(売上比率%)
[写真]商業ビル「中港城」
●発行済株式総数(百万株)
6,448.46(100)