不動産広告のキーワード「掘り出し物」をどう見るか?

前回は、マイホームの立地選びに不可欠な「生活のしやすさ」という視点を取り上げました。今回は、不動産広告のキーワード「掘り出し物」のチェックポイントを見ていきます。

「なぜ掘り出し物なのか」という視点で考える

不動産でよくあるのが、「掘り出し物」というキーワードです。なんだかおトクなような気がする言葉ですが、実際のところは注意が必要です。なぜなら、「なぜその物件は掘り出し物なのか」という視点で考えると、あまりおトクでない可能性もあるからです。

 

基本的に考えて、不動産というものはタイミングがすべてです。売りたい人がいたときに、たまたま購入したい人がいればそのタイミングで売買が成立します。つまり、タイミングによって価格が上下する性質を持っていると考えてください。

 

そうなると、掘り出し物というのはどのような物件なのかイメージがしやすくなります。きっと、どうしてもすぐに売りたい人がいるのか、あるいは不動産業者側の事情があるのでしょう。その事情を想像したうえで、本当におトクなのか考えることが大切です。

不動産価格を理解すれば、裏側の事情も読みやすく・・・

もしかしたら、なんらかのトラブルが発生した物件であるということが、早く処分してしまいたい理由かもしれません。そうなると、おトクかと思って購入した物件が、実はとんでもない爆弾を抱えていたということにもなりかねません。

 

不動産の価格がタイミングによって変わるということを理解しておけば、その裏側にあるなんらかの事情についても考えやすくなります。短絡的に考えるのではなく、そのように背景にまでイメージをふくらませておくことが大事なのです。

 

小学校に近い物件であったとしても、そのようなタイミングによって価格が変わることもあります。あらかじめ購入したい場所に狙いをつけておき、日頃からチェックしておけば、条件にあった掘り出し物に巡り合えるかもしれません。

株式会社四つ葉企画 代表取締役

1975年生まれ。群馬県出身。株式会社四つ葉企画代表取締役。
不動産業および建築業に20年以上従事し、お客様への購入・売却サポート実績は500件を超える。
お客様のライフスタイルに合わせた物件の提案を得意とし、リフォームなどアフターサービスも含めたトータルサポートを行っている。
モットーは「サービスの先にある幸福と感動のご提供」

著者紹介

連載30年後も後悔しない「マイホーム」の立地選びのポイント

本連載は、2018年1月22日刊行の書籍『絶対得する!初めての一戸建て購入マニュアル』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

 

絶対得する! 初めての一戸建て購入マニュアル

絶対得する! 初めての一戸建て購入マニュアル

久水 陽介

幻冬舎メディアコンサルティング

立地選びの基本から、お得なローン、不動産会社の裏事情、営業マンの仕掛けるワナまで生涯一度の買い物で後悔しないための必読の書。 一戸建ての購入は、多くの人にとって人生で一度の大イベント。 ところが、実際に家を買っ…

 

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