成績を伸ばすカギとなる、「受験勉強の弱点」を発見する方法

前回は、予備校通いで「成績が上がる生徒」「上がらない生徒」の違いを取り上げました。今回は、成績を伸ばすカギとなる、受験勉強の弱点を発見する方法を見ていきます。

「学力を上げる情報」の入手は容易になったが・・・

かつては、こうしたわかりやすい授業は有名予備校でないと手に入らないとされてきました。しかし昨今では、Web学習サービスなどのオンライン配信やDVDなどを利用することで、手軽にアクセスできるようになりました。それらの市場も拡大してきて、非常に安価に、誰でもどこでも学力を上げるための情報が手に入るようになったのです。特に近年のインターネット配信サービスの拡充は革命的ですらあります。

 

これはつまり、成績を伸ばすためのプロセスの二つ目である「知識を得たり、練習をしたりしてそれを克服する」ことへのハードルが著しく下がったということを意味しています。そして、逆にその前のプロセス、「分からないこと、できないことを見つける」ということの重要性が相対的に増したということです。これからの予備校は、弱点や課題を発見し、適切な学習法を提示するものになっていくのではないでしょうか。

 

「できなかった理由」を見つめれば、弱点も見えてくる

ただ、自分自身の弱点を自力で正確に見つけることも不可能ではありません。ここでは、弱点発見の方法を紹介します。

 

例えば数学である問題が解けないとき、「この問題が解けない」ということそのものは弱点ではなく、単なる事実です。その問題が解けないのには、何か理由があるはず。公式を知らないとか、計算力が足りないとか、基本となる概念の理解が足りないとか、そういう「不足したもの」を弱点といいます。

 

問題の正解、不正解ではなく、できなかった理由に注目することが弱点発見のカギとなります。自分の弱点が分かれば、それを克服することで成績は上がるはずです。

 

ある程度まで勉強を重ねてきた受験生は、自分の弱点に気づきやすくなりますから、成績も上がりやすくなってきます。

学習塾講師、教室長などを経て、2010年2月に恵学社を設立。難関医学部向け少人数教育予備校の「烏丸学び舎」「学び舎東京」「学び舎東京PLUS」、科学的な学習法を掲載するWebメディア「Study Hacker」英語のパーソナルジム「ENGLISH COMPANY」を次々と立ち上げ、業績を急激に伸ばしている。

著者紹介

連載医学部合格を実現する「効率的な受験勉強」のメソッド

 

 

逆転合格を実現する 医学部受験×パーソナルトレーナー

逆転合格を実現する 医学部受験×パーソナルトレーナー

岡 健作

幻冬舎メディアコンサルティング

「なにがなんでも受かりたい」親子必読! パーソナルトレーナーとともに目指す、医学部「逆転合格」! スポーツ選手だけではない、受験にもパーソナルトレーナーが必要――。 いくつもの予備校を開講し、医学部合格者を多数…

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