▲トップへ戻る
ダバオの魅力②…フィリピン首位の「高い経済成長率」

前回に引き続き、「ダバオ」が魅力的な理由を、より詳しく見ていきます。今回は、経済成長率の面で魅力を探ります。

「台風上陸の心配」がほとんどないダバオ市

このような状況を背景に、ダバオ市の経済は活性化しています。フィリピン統計庁によると、2014年の地方別の総生産成長率では前年比9.4%増となり、首位となりました。

 

また、ダバオ市の立地もメトロ・マニラやメトロ・セブに対して大きなアドバンテージがあります。それは台風上陸の心配がほとんどないことです。

 

台風の多くは北緯9度付近で発生し北進します。メトロ・マニラは北緯14度、メトロ・セブは北緯10度に位置しています。一方でダバオ市が位置するのは北緯7度。

 

2011年にタイを襲った洪水によって日本の自動車メーカーなどが大打撃を受けたことは記憶に新しいと思います。海外に拠点を設けようとする企業は天災を極力避けようとしますから、その点からもダバオ市が注目されることは間違いないでしょう。

 

とはいえ、ダバオ市はマニラから遠いことなどが要因で、つい最近まで大手や外資系の資本流入が本格的になっていませんでした。しかし、これだけの規模と治安の良さ、そして立地条件を持った都市が発展しないはずはありません。実際に資本流入は毎年20%近い増加傾向です。

2022年までに予定されている様々な都市開発

現在のダバオシティーの都市計画は2013年に計画され、2015年1月1日より「Davao City Comprehensive Land Use Plan(CLUP)2013-2022」が実行に移されました。同計画では、2022年までに様々な都市開発が予定されています。

 

例えば、沿岸部の開発プロジェクトには以下のようなものがあります。

 

●ガバメント・センター(フィリピン政府、ダバオ市、または出張所)

●大学、専門のビジネス・スクール(職業および工業学校)

●総合病院、医療センター、多目的クリニック

●コンベンション・センターと関連した施設

●宗教施設(例えば教会、神学校、修道院、モスク)

●博物館、市民図書館

●大使館、領事館

●市民センター

●五つ星ホテル

●コンドミニアム

 

ダバオ市の開発には、日本もODAを行っており、例としては、ダバオ市バイパス建設計画があります。供与限度額は約2500億円、金利は0.1%です。償還期間は40年(うち据え置き期間10年)で、ダバオ市南端部と同市中心部を結ぶバイパス道路の建設および既存道路の舗装改良を実施しています。

 

この協力を通じて、同市を核とするミンダナオ島最大級の経済圏内の物流改善とダバオ市内の交通渋滞の改善を図り、投資促進を通じた持続的経済成長とミンダナオにおける平和と開発に寄与することが期待されています。

 

そのほかにも鉄道、バスターミナル、新空港など、人や物の流れに関わる計画が多くあり、同計画のすべてが実行されればダバオ市は2022年にはまったく別の街へと様変わりする可能性を秘めています。

 

[図表]ダバオシティー沿岸部の埋め立て開発プロジェクトイメージ

ダバオ市の資料より
ダバオ市の資料より

株式会社トライブ  代表取締役社長

1979年生まれ。東京の不動産投資会社にて、土地売買からアパート、マンション、ビル建設までを幅広く手掛ける。自らが考える不動産価値と収益を最大化する不動産物件を実現するため、2010年に㈱トライブを共同で設立。翌2011年、同社代表取締役就任。これからの高齢化社会では、不動産と医療は密接に連携すべきという持論の下、高収益と高付加価値を同時に実現する独自の不動産物件を多数手掛ける。自ら沖縄の医療法人にも助力し、倒産しかけた医療施設の再建に乗り出し、再生させた。また、新たな医療法人の立ち上げにも参画し、地域医療の活性化に努めている。著書に『なぜ医者は不動産投資に向いているのか?』『資産10億円を実現する 医師のための収益物件活用術』(いずれも幻冬舎)がある。

株式会社トライブホールディングス:http://trivehd.co.jp/

著者紹介

一般社団法人日本IFP協会理事
日本IFP協会Singapore、JIFPA(S)PTE LTD代表取締役
 海外不動産コーディネーター

現在は家族と共にシンガポール在住。シンガポールの富裕層へのコンサルティングや世界の金融商品に対する研究・開発活動。国内の大手精密機械メーカー海外営業部にて東南アジア・オセアニア地区のセールスマネージャーとして国際ビジネス第一線で活躍。帰国後、国内証券会社にて超富裕層及び高収益企業の決算対策・事業承継・株価対策・資産運用などを行う傍ら、国内外の金融商品の証券化等の業務を従事。海外での資産運用の重要性、ならびにその方法として航空機を用いた資産運用・税効果の優位性に気づき、航空機専門商社に転職。病院向けのドクターヘリ設置サポートなども行う。その後、一般社団法人日本IFP協会の代表理事に。現在、来日時は税理士法人や医師会を対象に、事業承継・株価対策・税金対策・資産運用の講演やコンサルティングを行っている。

著者紹介

連載多忙な医師でも資産を数倍に! フィリピン不動産の最強投資術

本連載は、2016年8月24日刊行の書籍『海外不動産で資産を増やす! 医師のためのフィリピン・カンボジア投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

 

 

海外不動産で資産を増やす! 医師のためのフィリピン・カンボジア投資

海外不動産で資産を増やす! 医師のためのフィリピン・カンボジア投資

大山 一也,織田 耕平

幻冬舎メディアコンサルティング

これまで医師のための不動産運用について様々なテクニックを紹介してきた著者が、更なる資産形成へのステップアップとも言うべき「海外不動産投資」のノウハウを公開。近年急成長を遂げるアジア新興国、なかでも注目のフィリピ…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧