前回は、フィリピン不動産の資産価値を「数倍にする」出口戦略の手順を紹介しました。今回は、フィリピンに次ぐ、東南アジアの不動産投資の候補について解説します。

アジアの「ラストリゾート」・・・カンボジア

海外不動産を持つことの魅力とは、何といっても高い成長性であることは間違いありません。そこで、アジア不動産のなかでもフィリピン・ダバオ市の投資メリットをこれまで紹介してきました。

 

しかし広いアジアでは、フィリピン以外にもぜひとも紹介しておきたい国があります。それが「アジアのラストリゾート」ともいわれるカンボジアです。

 

これから「大化け」する可能性が高い!?

実際、筆者(大山)のクライアントには、カンボジアで開業し成功を収めているドクターがいるので紹介します。彼が購入したのは、プノンペンの中心地にある9階建てのテナントビルです。すでに子ども洋品店や不動産会社、IT企業などが20社ほど入っている物件で、その1フロアで開業することになりました。

 

相場からすると少々高めでしたが、何といっても日本とは比べものにならないほどの好景気です。空室に悩まされることはありません。1フロアをすべて内科のクリニックに改修することなどを条件に購入することにしました。

 

2016年現在、開業して2年になりますが経営は順調です。彼は国内の仕事を減らし、プライベートの時間を多く取りながら行ったり来たりの日々を送っています。

 

まだ現地スタッフには慣れないところがあるようですが、基本的にまじめな国民性なので、焦らずに日本式の効率的な動きを指導しています。

 

今はまだ現地の日本人を中心とした富裕層を対象としたクリニックですが、ここで資産を貯めて、近いうちに郊外での開業も考えているようです。

 

東南アジアの不動産投資で今現在、最も成功率が高い「本命」がフィリピンのダバオ市とすれば、カンボジアはこれから最も「大化け(成長)」する可能性が高い、若手有望株といった感じです。

 

 

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