なぜ「地方の収益物件」の管理はプロに任せるべきなのか？

地方物件をオーナー単独で管理するのは「至難の業」

このように物件をキレイな状態に保つこと、適切なメンテナンスを行うことは非常に重要です。

ただ、このような地方の一棟マンションの管理運営を、本業を持つサラリーマンが自主管理するのは難しいことです。専業ならまだしも兼業大家では、とてもではありませんが、オーナー単独で行き届いた管理を維持するのは至難の業といえます。

こういった事情から、多くの大家さんが管理業務を管理会社に委託しています。

サラリーマンのあなたが地方物件に狙いを絞り、それなりの規模まで所有不動産を増やす「神速の資産形成」を実践するなら、信頼できる管理会社を見つけて、物件管理を任せるのが基本であり、不可欠な要素となります。

こうしたアウトソーシングする仕組みがそろっているのが不動産投資の良いところです。パートナーさえ見つかれば、お任せの遠隔経営も実現できるのです。

遠隔経営がうまく回れば、足を運ばなくても大丈夫

上手に遠隔経営しているサラリーマン投資家のなかには、「もう何年も現地には行っていない」という人もいます。ほかには「家族旅行を兼ねて、年に一度物件を見に行く」といったケースも多いようです。

物件を一とおり確認したら、近隣の温泉に泊まっておいしいものを食べて帰る──そんな形で賃貸経営を行っている人も少なくありません。

ちなみに、物件を巡回したり管理会社と打ち合わせしたりするための交通費や会食費は、賃貸経営における必要経費として、確定申告時に計上することができます。