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「離婚=慰謝料発生」ではない!? 慰謝料をもらえる条件とは?

今回は、慰謝料をもらえる条件について見ていきます。※本連載は、離婚カウンセラーとして多数の離婚問題を解決してきた、岡野あつこ氏の執筆、弁護士・柳田康男氏/弁護士・山下環氏監修の『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)の中から一部を抜粋し、離婚で生じるお金の問題を見ていきます。

慰謝料は不貞・暴力などの、有責行為への損害賠償請求

慰謝料とは、精神的な苦痛を与えた者に対する損害賠償です。離婚の場合の慰謝料は、離婚原因である有責行為(不貞、暴力など)をした者に対する損害賠償請求です。

 

ただし、どんなに傷ついたとしても、相手の収入・婚姻期間なども考慮されますので、誰もが高額の慰謝料をもらえるということはありません。

証拠がない場合、慰謝料の請求は難しい

また、慰謝料は離婚をするからといって必ず発生するものでもありません。

 

慰謝料を請求できない例としては、夫婦双方に離婚の原因がある、性格の不一致による離婚などといったものになります。慰謝料の請求期限は離婚成立から3年以内となります。離婚の手続きや騒動が一段落してから請求することも可能なのですが、期限が過ぎたり、さらなるもめごとに発展する可能性があるので、できれば離婚時にすっきりさせたほうがいいでしょう。

 

ADVICE

こちらがどんなに傷ついたから慰謝料をといっても、証拠がなければ相手も同じことを言ってくるケースが多いので痛み分けで慰謝料はもらえないことが多い。

 

[図表]慰謝料が発生するケース・発生しないケース

株式会社カラットクラブ 代表取締役

NPO法人日本家族問題相談連盟理事長。
1991年より30000件以上もの夫婦や恋愛に関する相談をうけ、解決に導いてきたカウンセリングのプロフェッショナルである。
起業家としても自らの経験を活かした「離婚相談室(岡野あつこの離婚救急隊)」や「AZCOブライダルサロン」、再婚するための出会いの場を提供する「カラットクラブ」を運営し、好評を博している。
著書は38冊刊行されており(2017年5月現在)、「産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか」(角川フォレスタ)、「不安の片づけ」(中経出版)、「幸せな結婚がしたいなら年収350万円の男を育てなさい」(牧野出版)、「ウソつきは幸せのはじまり」(幻冬舎)、「あなたもぜったい!幸せなカップルになれる」(ゴマブックス)等、女性が幸せに生きるためのヒントとなるテーマでの執筆も多い。
また恋愛の専門家としてメディア出演の依頼も多く、「スッキリ!!」(日本テレビ)「ゴゴスマ」(CBCテレビ)、「とくダネ!」(フジテレビ)、「ビビット」(TBSテレビ)、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)等、情報番組をはじめ、ニュースやバラエティーでもコメンテーターとして活躍している。

著者紹介

連載離婚の準備・手続き・進め方~お金の問題編

 

最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて

最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて

岡野 あつこ 著、柳田 康男・山下 環 監修

日本文芸社

離婚カウンセラー、夫婦問題研究家として26年間、約3万件の相談実績のある著者が実例をまじえ、離婚に関する、知っておきたいことすべてを具体的に解説。お金の問題、子どものこと、法律知識をわかりやすくアドバイスする。

 

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