前回は、都内在住の投資家が「地方一棟物件」に投資をするメリットを解説しました。今回は、「地方一棟もの投資」では1億円以上の物件が狙い目となる理由を見ていきます。

不動産投資では「1億円の物件」は手頃な部類

前回の続きです。

 

一棟もの投資の場合、「億を超える価格だなんて……」と気おくれする方も多いでしょう。そもそもそんな資金はないという人もいるかもしれません。

 

しかし、不動産投資は他の投資に比べて資金調達の手段が確立されているのがメリットです。融資についての詳細は書籍『区分物件オーナーのための 神速!億万長者計画』第3章に譲りますが、資金調達を円滑に行うという視点でいえば、1億円の物件というのは、手頃な部類なのです。

 

2億円や3億円の物件に取り組む顧客もいますし、プロの業者がライバルとなるような、さらに上の価格帯の世界でも個人投資家は活躍しています。

 

1億円以上という、投資金額としては手頃ながら、地元の投資家がライバルにならない価格帯の物件を狙うことで勝機につながります。

 

もしこれくらいの投資金額に抵抗感があるのであれば、それはまだ、投資家脳になっていないということです。

投資可能な世帯年収は700万円だが、あくまでも目安

もちろん、この投資ができるのは、ある程度の収入や属性を持っている人に限られます。世帯年収でいえば700万円は必要となります。それなりの資産背景も問われます。

 

しかし、誰もが参入できない投資法だからこそ、実践できるステージにいる人にとっては、強力なアドバンテージを持った投資手法でもあるのです。

 

ただ、年収700万円というのはあくまでも目安です。実際には資産背景等により、それ以下の年収であっても取り組める場合があります。

本連載は、2017年8月刊行の書籍『区分物件オーナーのための 神速!億万長者計画』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

区分物件オーナーのための 神速!億万長者計画

区分物件オーナーのための 神速!億万長者計画

田中 竜太,太田 将司

幻冬舎メディアコンサルティング

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