書籍詳細

『すべてのマンションは廃墟になる』

すべてのマンションは廃墟になる

榊 淳司

出版社名:イースト新書

発行年月:2019年3月

日本人のほとんどの人は「一生住み続ける」ことを前提に家やマンションを買っている。そのために何千万円というお金を金融機関から借りているる。じつはほとんどの分譲マンションは、廃墟化への時限爆弾を抱えているという。その理由は、現在のマンションにおける所有形態、つまり区分所有制度にある。この制度には決定的な欠陥があり、これを改めない限り、すべてのマンションは廃墟化へと突き進むことになる。「終の棲家」であるはずのマンションは、どのように廃墟化ししていくのか?廃墟化を防ぐ手立てはないのか?住宅ジャーナスリトがその危機的な現実と解決策を提示する。


不動産ジャーナリスト

不動産ジャーナリスト・榊マンション市場研究所主宰。早稲田大学オープンカレッジ講師。1962年、京都市生まれ。
同志社大学法学部、慶應義塾大学文学部卒業。主に首都圏のマンション市場に関する様々な分析や情報を発信している。主な著書に『マンション格差』(講談社現代新書)、『2025年東京不動産大暴落』(イースト新書)、『激震! コロナと不動産』(扶桑社新書)などがある。

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