今週発表予定の経済指標:植田日銀総裁挨拶に注目
今週は、日銀の金融政策の先行きを占う上で、植田日銀総裁の発言に注目しています(図表)。
日銀は9月の決定会合で政策金利を1.25%に引き上げることを決定しました。その際、植田総裁は会見で「政策の局面が変化した」と言及しています。これまでの「物価を2%目標へ押し上げる局面」から、AI関連需要や原油高、円安進行を背景に「物価の上下双方向のリスクを対照的にみる局面」へと移行したことを説明しました。より機動的な政策運営が求められるフェーズに入ったことで、市場では今後も従来よりも早い「3カ月ペース」での早期追加利上げ予想も浮上しています。
足元の環境を見ると、日銀短観での企業の期待インフレ拡大は一服したものの、緊迫する中東情勢を背景に原油価格が高止まりし、消費者物価の財価格は上昇基調にあります。また、米国からの円安是正圧力も強まっており、日銀の利上げによる対応が期待されています。こうした中、来週予定されている植田総裁の挨拶では早期利上げの可能性を見極める手がかりとして、9月会合時からの物価上振れリスクや金融環境に対する見解に変化が見られるかが注目されます。
東京海上アセットマネジメント
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※本記事は東京海上アセットマネジメントの「TMAMマーケットウィークリー」の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が文章を一部改変しております。
※全文は「TMAMマーケットウィークリー」をご確認ください。
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