ひとりっ子の相続対策
ひとりっ子だからこそ、むしろ事前の準備が重要です。次に、やっておいたほうがいいことをご紹介します。
1.親が元気なうちに財産を把握する
まず、親が元気なうちに財産の内容をしっかり把握しておきましょう。
「お父さん、銀行口座はどこにいくつあるの?」「生命保険はどこの会社?」「株式は持ってる?」
こうした質問は、子どもからは聞きにくいものです。でも、ひとりっ子の場合は特に重要です。相続が起きてから「どこに何があるかわからない」では、手続きが何倍も大変になってしまいます。
2.信頼できる専門家を見つけておく
相続が起きてから慌てて専門家を探すよりも、事前に相談できる司法書士や税理士を見つけておくほうが安心です。
「まだ親は元気だから大丈夫」と思わずに、無料相談会などに参加して、「この人なら信頼できそう」という専門家を探しておきましょう。
3.配偶者とも話し合っておく
実家をどうするか、お墓はどうするか……。配偶者がいる場合には、夫婦の考えを事前に確認しておくことも大切です。
いざ相続が起きてから「え、そんな風に考えてたの?」では遅いのです。元気なうちに「もし私の親に何かあったら」という話し合いをしておきましょう。
ひとりっ子だからといって、すべてをひとりで背負う必要はありません。
専門家に相談したり、同じ境遇の人と情報交換したりして、ひとりで悩まないことが一番大切です。ひとりっ子の相続は確かに大変ですが、事前にしっかり準備しておけば、必ず乗り越えられます。「ひとりっ子だから簡単」ではなく、「ひとりっ子だからこそ準備が必要」と考えて、早めに行動を起こしてくださいね。
高橋 大樹
不動産相続アーキテクツ株式会社
代表取締役・宅地建物取引士・一級建築士
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