(※写真はイメージです/PIXTA)

「ずっと一緒にいてくれると思っていた」――。仲良しの“友達親子”として暮らしてきた母と娘。ところが、40歳の娘が突然「一人暮らしをする」と独立宣言。娘が家を出たことで家計はむしろ少しラクになったものの、夫婦2人の生活には想像以上の寂しさが待っていました。母と娘、それぞれが選んだ道とは?

「また一緒に暮らそう」母が思わず口にした言葉

娘が一人暮らしを始めて2ヵ月ほどたったころ、美津子さんは電話で「もう帰ってこない? また一緒に暮らしましょうよ」 と、つい口にしてしまいました。しかし真紀さんの返答は期待したものではありませんでした。

 

「お母さん、ありがとう。でも、もう帰らないよ」

 

一人暮らしを始めてみて初めて、自分が実家で親に支えられていた部分に気づいたといいます。

 

「実家にいたときは、自分は十分自立していると思っていたの。でも、一人で暮らしてみて初めて、生活を全部自分で成り立たせる大変さがわかってきたよ」

 

そう話す娘に、美津子さんはこれまでの生活はもう戻ってこないと、ようやく実感したといいます。

 

美津子さんは、娘が戻ってこないことを前提に生活を立て直すことにしました。まずは、通信費や保険、自動車関連費用など、毎月出ていく固定費を見直し。食費も、買い物の回数を減らし、冷蔵庫の食材を使い切ることを意識するように。

 

これまで家事をほとんどしてこなかった隆夫さんにも、ゴミ出しや風呂掃除、洗濯などを担当してもらうと決めました。

 

「変わらないといけない。私たちこそ“娘から自立しなきゃいけない”と思ったんです。今は、時々娘と待ち合わせをして出かけるのを楽しみにしています」

次ページ「子どもの巣立ちを応援する」という大切な役割

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧