「1億2,000万円、全部使って死んでやる」…65歳でリタイア・豪邸リフォームに高級車、海外旅行三昧の元大手会社員…5年間の豪遊で感じた「虚無感」

「1億2,000万円、全部使って死んでやる」…65歳でリタイア・豪邸リフォームに高級車、海外旅行三昧の元大手会社員…5年間の豪遊で感じた「虚無感」
(※写真はイメージです/PIXTA)

「老後資金が足りるか」という不安がある一方で、十分な資産を築いた人のなかには、「このままでは使い切れない」と、別の悩みを抱える人もいます。自分のためにお金を使い続けても、やがて欲しいものがなくなり、むなしさを感じることも……。資産1億2,000万円を築いた70歳男性の事例から、お金の「その先」について考えていきましょう。

65歳時点で資産約1億2,000万円…「どう使いきろう」

「定年したら、好きなことにお金を使おうと思っていました。死ぬまでに全部自分で使い切ろうってね」

 

そう話すのは、70歳の雨宮さん(仮名)です。大手メーカーを65歳で退職した雨宮さんは、その時点で金融資産約1億2,000万円を保有していました。長年の貯蓄に加え、退職金や親からの相続財産も含まれています。

 

独身で子どもはなく、両親もすでに亡くなっています。年金は公的年金と企業年金を合わせて月32万円。住宅ローンも完済済み。老後のお金に不安は一切ありません。むしろ雨宮さんが考えていたのは、「このお金をどう使い切るか」でした。

 

リタイア後は、まず30代で購入した自宅マンションをフルリフォーム。壁紙から床材、最新のキッチンに至るまでこだわりの改装を行い、家具もイタリア製の高級ソファやデザイナーズチェアに買い替えました。

 

車も、かねてから憧れていたドイツ車に。海外旅行ではビジネスクラスを利用し、名高い高級ホテルに泊まるようになりました。

 

「現役時代は仕事ばかりでしたからね。最初は楽しかったですよ。老後ってお金があれば自由で幸せなんだなと感じたのは本当です」

 

ところが、しばらくすると思わぬ変化が起きます。

次ページ「もう欲しいものがない」

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧