前回は、発毛効果が医学的にも認められている外用薬を紹介しました。最終回の今回は、薄毛問題を根本解決してくれる可能性がある「自毛植毛」について、その概要をお伝えします。

外用薬で効き目が感じられるのは、一般的に約半年後

ミノキシジルは臨床試験で医学的に発毛効果が認められています。そのためリアップは、「日本で唯一、発毛効果が認められているリアップ」と堂々と謳うことができるわけです。

 

ミノキシジル外用薬の使用はシャンプー後に1日1~2回。男性は朝晩、女性は夜1回とされています。フィナステリドと同じく、効き目が感じられるのは約半年後。約90%の人に効果があるとされます。

 

ちなみに「リアップ」は当初、ミノキシジル1%配合でしたが、2009年には5%配合の商品「リアップX5」も登場。メーカーによると、5%配合のほうが発毛率もいいようです。

 

ご紹介した内服薬「フィナステリド」と外用薬「ミノキシジル」は、発毛剤分野においては世界的に効果が認められている唯一の薬といえます。もちろん信頼に値するものですが、個人差もあり、それだけで誰もが必ず髪がフサフサになるとは限りません。

髪について何の悩みもなかった頃に戻れる!?

薄毛の悩みを根本的に解決し、かつてのように豊かな髪を取り戻したい。それも人工のものではなく、正真正銘、自分自身の髪の毛を―! それが薄毛に悩む方の本当の気持ちでしょう。

 

それならば、髪を「生やす」しかありません。そして、その夢を実現するためには、道は一つしかありません。それは「自毛植毛」です。

 

読んで字のごとく、自分自身の頭髪を、毛のある部分から、無い部分へ移して植えつけるという方法です。

 

この自毛植毛を行えば、確実に髪の毛は移植場所に生着し、生えてきます。しかも、それは自分自身の髪。しかも一度移植をすれば、その髪は長期的に生え続け、伸び続けます。つまり、髪について何の悩みもなかった頃の状態に戻れるのです。これこそが薄毛と永遠に決別する、唯一無二の方法です。

 

その自毛植毛について、本書『薄毛革命 「自毛主義」のすすめ』(幻冬舎MC)で詳しくご説明しています。

本連載は、2016年9月9日刊行の書籍『薄毛 「自毛主義」のすすめ』(幻冬舎メディアコンサルティング)の本文から一部を抜粋したものです。

薄毛革命 「自毛主義」のすすめ

薄毛革命 「自毛主義」のすすめ

音田 正光

幻冬舎メディアコンサルティング

髪が抜けて少なくなる、頭頂部が薄くなる――これは男性にとって古今東西、永遠のテーマといえる苦しみであり、さらに昨今は女性にも薄毛の悩みを抱える人が増えています。 本書では、さまざまな治療法を試しては失望してきた…

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