富裕層がハマる〈再生医療〉の泥沼…自由診療に潜む「法的リスク」と、危険を見極める「重要チェック項目」【弁護士が解説】

富裕層がハマる〈再生医療〉の泥沼…自由診療に潜む「法的リスク」と、危険を見極める「重要チェック項目」【弁護士が解説】

いつまでも若く健康でありたいのはだれしも同じですが、近年では、そのような思いから「再生医療」に足を踏み入れる富裕層が増えています。狙った効果が得られればいいのですが、実際には法的・身体的なリスクにさらされ、トラブルに巻き込まれるケースが後を絶ちません。これらを回避する方法はあるのでしょうか。横浜パートナー法律事務所の高橋涼馬弁護士が解説します。

トラブルに巻き込まれたときに、最初にやるべきこと

もし「騙されたかもしれない」「治療後に体調を崩したが、適切な対応をしてもらえない」と感じた場合は、迅速な行動が必要です。

 

まずは、クリニックとのやり取りを記録した上で、医療トラブルに強い弁護士や、消費者ホットライン(188)、あるいは各都道府県の「医療安全支援センター」に相談することをお勧めします。

賢明な「健康投資」のために

再生医療は、私たちのQOL(生活の質)を向上させる可能性を秘めた先進医療です。しかし、自由診療は健康保険適用の診療と違い、人への治験を経ておらず、リスクについて患者側への十分な説明がなされたことを前提としているため、受ける側にも高いリテラシーが求められます。

 

富裕層の皆様にとって、健康は最大の資産です。だからこそ、甘い言葉に惑わされず、法的な裏付け(届出の有無)と医療機関の誠実さを冷静に見極める眼力を持って、賢明な自己投資を行っていただきたいと思います。

 

 

高橋 涼馬
横浜パートナー法律事務所 弁護士

 

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