「孫が泊まりに来られる家を用意したい」――その願いは、多くの祖父母にとって自然なものです。しかし、家族のためと思って選んだ住まいが、老後の生活を追い詰める原因になることもあります。今回は、50代で念願の戸建てを購入したものの、それが重荷となり苦しむことになった夫婦の実例から、老後の住まい選びで見落としがちな「落とし穴」を見ていきましょう。

家賃月4万円…公営団地で得た安らぎ

二人が引っ越したのは、同じ沿線にある、家賃月4万円・2DKの公営団地でした。「内心は、団地なんて……と思ったんです」と栄子さんは振り返ります。

 

しかし、生活費が月12万円に収まったことで精神的なゆとりが生まれ、栄子さんの体調も回復していきました。暮らしてみれば居心地もよく、さらに、孫たちがふらりと遊びに来るようになったという「オマケ」までついてきました。

 

「今の団地、昭和な感じで好き。商店街も面白いし、なんか落ち着くんだよね」

 

団地近くの商店街の純喫茶や、コロッケ・焼き鳥などの買い食いスポットが、孫世代のツボにはまっているようなのです。泊まるスペースはないため日帰りですが、江藤さん夫婦にとっても負担がなく、団地暮らしで得た想定外の喜びでした。

 

江藤さん夫婦の経験は、「孫のため」「老後のため」という気持ちがかえって生活を破滅させる典型例でした。家を買う前に一歩立ち止まり、現実的な資金計画を見極める視点が不可欠です。

 

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【事業投資】7月7日(火)オンライン開催
《投資収益×税金対策》
「ワーキングブース投資」の全貌

 

【国内不動産】7月14日(火)オンライン開催
東急不動産HDグループの会社とオリコが全面支援!
インバウンド時代の「民泊・旅館業」投資戦略

 

 

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧