「母さん、嘘だろ…」開かずの金庫から出てきた〈3,000万円〉
調査官が仏壇の隣にある金庫を指差して言いました。
「こちらの金庫、中身何が入っているかご存じですか? なかを確認してもよろしいですか?」
Aさんは「実は鍵が見当たらないんです。母から中身も聞いていなくて放置していました……」と申し訳なさそうにうつむきました。
すると、調査官は「では明日、鍵業者を呼んで開けてもらってよろしいでしょうか」と淡々と告げたのです。
翌日、相続人同意のうえ、業者が金庫を開錠。重い扉がゆっくり開くと、なかには茶封筒に小分けされた大量の現金が入っていました。
総額、約3,000万円。Aさんは言葉を失いました。
「嘘だろ、こんな現金を持っていたなんて……」
調査官は現金を確認すると、「こちらも相続財産として申告が必要になります」と冷静に告げました。
結果として、Aさんたちは、追徴課税の支払いと修正申告の手続きをすることになり、すっかり青ざめることになったのです。
