もっと早く相談して来いよ…吉野家HD会長が部下の「やらかし隠蔽」をきっかけに、チームに徹底させた〈たった一つのこと〉

もっと早く相談して来いよ…吉野家HD会長が部下の「やらかし隠蔽」をきっかけに、チームに徹底させた〈たった一つのこと〉
(※写真はイメージです/PIXTA)

仕事をしているうえで、トラブルはつきものです。責任が重くなればなるほど、一度のミスが大問題へと発展し、最悪の場合、企業の経営まで揺るがしかねません。本来であれば、こうしたトラブルの深刻化を防ぐのが「報告」ですが、実際には言いづらい場面も多いもの。本記事では、吉野家ホールディングス会長の河村泰貴氏の著書『自分以外のすべてがわが師 高卒バイトが2000億円企業の社長になれたわけ』(日経BP)より、部下が起こしたトラブルへの対処法について解説します。

あえて「悪い報告」を笑って聴く理由

悪い報告ほど、笑って聴く。そのうえで、悪意や故意は許さないが、過失や未熟は叱責しない。この点を強く言い続けました。最も重い罪は隠蔽です。失敗や問題の大小を問わず、隠蔽した事実そのものに対して厳しく対処する。だから悪い情報から先に報告してほしいと言っています。

 

この「バッドニュース・ファースト」を奨励していくと、チーム間の信頼関係が醸成されていきます。なぜなら、結果だけで評価をしなくなるからです。

 

過失や未熟を許す風土は、個人攻撃が起こらず、挑戦を促進します。そして、チーム全員で、「バッドニュース」から逃げずに向き合うことができれば、そのチームメンバーの学びの総量は大きくなります。なぜなら、「バッドニュース」の影響を受けることになったチームメンバー全員が、その原因を考えるようになるからです。

 

「バッドニュース・ファースト」をぜひ意識してみてください。

 

 

河村 泰貴

吉野家ホールディングス

会長

 

 

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※本連載は、河村泰貴氏の著書『自分以外のすべてがわが師 高卒バイトが2000億円企業の社長になれたわけ』(日経BP)より一部を抜粋・再編集したものです。

自分以外のすべてがわが師 高卒バイトが2000億円企業の社長になれたわけ

自分以外のすべてがわが師 高卒バイトが2000億円企業の社長になれたわけ

河村 泰貴

日経BP

「頑張れば夢はかなうなんて嘘だ」。10代半ばで味わった挫折から、将来への希望を失い、大学を二度中退した「どうしようもない若者」だった著者。しかし、24歳で𠮷野家に正社員として入社してから急速に頭角を現し、38歳でうど…

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