(※写真はイメージです/PIXTA)

配偶者の死をきっかけに、まとまった資産を一度に受け取るケースは少なくありません。相続は生活の支えになる一方で、資産の管理や運用を自分で担う必要が生じます。特に金融知識に自信がない場合、短期間で複数の選択肢を提示され、判断に迷うこともあります。資産が増えた直後ほど、冷静な判断が難しくなる場面もあるものです。

「どれを信じればいいの?」追い込まれた末の違和感

ある日の夕方、美子さんは一人で食卓に座りながら、ふと手を止めたといいます。

 

「これ、誰のための話なんだろうと思ったんです」

 

どの担当者も丁寧で、説明も分かりやすかった。しかし、そのすべてが自分のための提案なのか、それとも売る側の都合なのか、見極める自信が持てなくなっていました。

 

「どれを信じればいいのか、本当に分からなくなりました」

 

美子さんは一度すべての話を止めることを決めました。約束していた面談を延期し、新しい提案も断ることにしたのです。

 

「まずは自分で整理しないといけないと思いました。このまま誰かの言葉だけで決めるのは怖かったんです」

 

その後自治体の消費生活センターに相談し、一般的な金融商品の仕組みや注意点について説明を受けました。また、信頼できる第三者の専門家に話を聞くことも検討し始めたといいます。

 

「すぐに運用を始めなくてもいい、と言われて、少し気持ちが楽になりました」

 

現在、美子さんは資産の大半を預金のままにしつつ、一部については慎重に検討を続けています。

 

相続によって手にした資産は、生活の安心につながる一方で、新たな判断を迫る要因にもなります。

 

資産があることと、それを適切に扱えることは別の問題です。判断を急がされる場面ほど、一度立ち止まることが必要になるのかもしれません。

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです ゴールドオンライン新書創刊

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧