節税につながる車の売却方法
よく使われる手法は下記の4つです。
1.本業が赤字になった際に売却し、利益と損失を相殺する
2.システム開発などの大きな「設備投資」を行う時期に合わせて売却する
3.役員退職金の原資にする
4.オペレーティングリースや経営セーフティ共済など、他の簿外資産に転用する
1と2は、車の売却益を損失や費用と相殺させる方法で、比較的イメージしやすいと思います。
3については、退職金は税制上の優遇措置が大きいため、法人として車の売却益を抑えつつ、個人の手元に効率よくお金を残すやり方です。
最後に4は、車を売却するタイミングで簿外資産をつくり、売却益を転用する方法です。ただし、実質的にはさらに課税を繰り延べていることになるため、この方法を選んだ場合はさらなる出口戦略が必要となります。
以上、高級車の購入は、単なる見栄や贅沢ではなく、キャッシュフローを最適化するためにも機能することがおわかりいただけたと思います。
購入時の「減価償却」と、売却時の「出口戦略」をセットで考えたうえで、自社に最適な1台を選んでみてはいかがでしょうか。
黒瀧 泰介
税理士法人グランサーズ共同代表/公認会計士・税理士
