「帰宅後の静けさに、ほっとしてしまうんです」年金月22万円・貯蓄2,500万円の68歳女性。周囲の祖母仲間の“孫自慢”を横目に感じていた〈小さな違和感〉

「帰宅後の静けさに、ほっとしてしまうんです」年金月22万円・貯蓄2,500万円の68歳女性。周囲の祖母仲間の“孫自慢”を横目に感じていた〈小さな違和感〉
(※写真はイメージです/PIXTA)

内閣府『令和7年版 高齢社会白書』によると、65歳以上の人がいる世帯のうち、夫婦のみの世帯と単独世帯がそれぞれ約3割を占めています。三世代世帯はわずか7.0%。老後の安心や楽しみの形が多様化するなかで、「孫との距離感」に戸惑う人がいても、決して不自然なことではありません。

「孫が一番」でなくてもいい…“祖母像”を見直したきっかけ

ある日、体操教室の帰り道に、親しい友人からこんなふうに言われました。

 

「無理して“孫が一番”って顔しなくていいんじゃない?」

 

その言葉に、道子さんは少し救われたといいます。

 

「私は、祖母なんだから孫中心に考えないといけない、と思い込みすぎていました」

 

法的には、民法877条で直系血族には互いに扶養義務があると定められています。ただ、裁判所の案内でも、扶養義務は自分の生活を犠牲にしてまで無制限に負う趣旨ではなく、まず本人の財産や収入で生活を支え、それでも不足する場合に余力の範囲で支え合う考え方が示されています。祖父母が日常的な育児や金銭援助を当然に引き受けなければならない、という意味ではありません。

 

「そのことを知って、少し気が楽になりました。助けたい気持ちは本物です。でも、自分の暮らしを削ってまで続けると、どこかで無理が出るんですよね」

 

今の道子さんは、孫が来る回数を減らすことはしていません。ただ、預かりを頼まれたときには予定や体調を踏まえて調整するようになり、祝い事の金額も夫と相談して決めるようにしました。

 

「前より気持ちが穏やかです。会えばちゃんと楽しめるし、罪悪感が少なくなりました」

 

孫をかわいがることと、自身の生活を守ることは、対立するものではありません。

 

「“孫が生きがい”と言えなくてもいい。自分の暮らしを大事にしながら関わるほうが、長く続くのかもしれません」

 

 

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