(※写真はイメージです/PIXTA)

高齢期の暮らし方は、年金や貯蓄だけに限られません。賃貸物件などの資産を持ち、家賃収入で生活する高齢者も一定数存在します。総務省『家計調査(2024年)』でも、高齢世帯の所得には公的年金以外に「財産所得」が含まれており、家賃や利子などの収入が生活を支えるケースがあることが示されています。一方で、資産を持つ家庭では「次の世代がどのように生き方を選ぶか」という問題も生まれます。豊かな環境に育った若い世代が、必ずしも同じ価値観で人生を選ぶとは限らないからです。

資産家の家族が抱える悩み

資産を持つ家庭では、相続や資産管理の問題も避けて通れません。

 

国税庁の統計によると、相続税の課税対象となる被相続人は全体の一部ですが、不動産などの資産を持つ家庭では、相続の準備が早くから進められるケースも多いものです。

 

恵子さんもまた、資産の分け方や管理について、専門家と相談しながら準備を進めていました。

 

「お金は人を自由にもするけれど、悩みも増やすものよ」

 

祖母はそう話していたといいます。

 

真奈さんは現在も会社員として働いています。祖母の資産を当てにして生活することはありません。

 

「将来どうなるかは分かりません」

 

ただ、今のところは自分で働き、自分で生活することを大切にしたいと考えているといいます。

 

祖母の存在は、決してプレッシャーではありませんでした。むしろ、「お金があっても人生の選び方は人それぞれだ」と考えるきっかけになったといいます。

 

「祖母の生き方も尊敬しています。でも、私の人生は私で決めたいんです」

 

家賃収入で暮らす祖母と、会社員として働く孫娘。二人の生き方は大きく異なります。しかし、恵子さんは孫の選択を否定することはありませんでした。

 

「自分で選んだ道なら、それが一番いいのよ」

 

資産の多寡が、そのまま人生の満足度を決めるわけではありません。お金があるからこそ見えてくる選択肢もあれば、それとは別の価値を求めて歩む道もあります。

 

真奈さんが選んだ道は、祖母の資産とは少し距離を置いたものです。それでも二人の関係は変わりませんでした。

 

「祖母がいるから、安心して挑戦できる部分もあるのかもしれません」

 

お金と人生の距離の取り方は、人それぞれなのです。

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 石福金属工業のお知らせ 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧