老後の暮らしの基盤となる年金。「もらえる年金を少しでも増やしたい」と、多くの人が思うのではないでしょうか。もらえる年金を増やす最大のチャンスは、実は“60歳を過ぎてから”訪れると著者は語ります。本記事では、服部貞昭氏の著書『知れば知るほど得する年金の本』(三笠書房)から一部を抜粋・編集し、60歳を過ぎてから年金受給額を増やす方法について解説します。
ケース②非正規で時短勤務
60歳以降、フルタイムで働き続けるのは体力的にきついという方もいらっしゃるかもしれませんね。そこで次に、非正規社員として時短勤務で65歳まで働くケースを想定してみましょう。正社員より年収は減って300万円とします。
60歳から65歳まで年収300万円で5年間働いた場合、老齢厚生年金は年間約8万2千円(月約7千円)増えます。85歳まで生きた場合、20年間で合計164万円上乗せとなります。
非正規社員として働いたとしても、それなりに大きな差になりますね。
服部 貞昭
新宿・はっとりFP事務所 代表
エファタ株式会社 取締役
ファイナンシャル・プランナー(CFP®)
新宿・はっとりFP事務所 代表
エファタ株式会社 取締役
長野県須坂市生まれ。数字と数学が大好きで6歳のときから現金出納帳をつけ始める。中卒の父から「サラリーマンでは金持ちになれない」と教えられ、中学2年生で起業を志す。経済や会計への関心から、学生時代には簿記のオンライン掲示板を自作し運営していた。
東京大学工学部卒業後、KDDIにてシステムエンジニアとして勤務。2014年に独立し、現在はファイナンシャル・プランナーとして、お金に困っている人の相談にのりながら、身近なお金に関する情報発信に携わる。ライフマネー・税金・相続関連のオウンドメディアを複数運営、総合月間150万PV超。これまでに2,000本以上の記事を執筆・監修。登録者10万人超のYouTubeチャンネル「お金のSOS」をはじめ、「ZEIMO」など4つのマネー系チャンネルを運営し、累計再生回数2,200万回を超える。
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