真の改革とは「壊すこと」ではない
現状を打破するために大きな改革を打ち出せば、自分の未来をコントロールしているような全能感に包まれます。しかし、真の改革とは「壊すこと」ではなく、現状と「向き合うこと」です。
停滞している現実、そして自分自身の弱さ。それらから目を逸らし、性急な変化に逃げてしまったことが上岡社長の悲劇を招きました。会社も家庭も、その土台は「信頼」です。信頼を築くには長い年月を要しますが、壊れるのは一瞬です。
多くの経営者が、会社を壊すと同時に家庭を壊してしまうのには理由があります。家庭には「決算書」がないことが原因かもしれません。数字に表れず、明確な警告アラートも出ない。だからこそ、気づいたときには手遅れになっていることが多いのです。
新年度は、リセットの季節ではありません。むしろ、目の前の現実と静かに対話するための季節です。壊すことは誰にでもできますが、向き合い、続けることには強い覚悟が要ります。
派手な改革よりも、地味な対話。大胆な決断よりも、一歩を積み重ねる覚悟。――それがあって初めて、改革は「破壊」ではなく「再生」へと繋がります。
あなたはいま、目の前の人と丁寧に向き合っているでしょうか。
萩原 峻大
東京財託グループ 代表
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