(※写真はイメージです/PIXTA)

子どもを育てていくときに、頼りになるのが”ママ友”の存在。ですが、無理に周囲に合わせようとすることが、かえって家計や心を追い詰める原因になることもあります。本記事では、永峰英太郎氏による書籍『人はこんなことで破産してしまうのか!』(三笠書房)より一部を抜粋・再編集。ママ友との付き合いによって家計が破綻した専業主婦の事例を見ていきましょう。

43歳専業主婦、裕福なママ友に影響を受け…

 

東京・豊洲のタワマンに住む43歳の専業主婦には、3歳の子供がいる。幼稚園の年少クラスに入り、ママ友も増えてきた。その多くが年下である。

 

豊洲のタワマンといえば、億ションとして知られるが、この女性が住んでいるのは低層階で、そこまで値段は高くなかった。とはいえ、5000万円は下らなかったが……。

 

ママ友の多くは、近隣のタワマンの高層階に住んでおり、かなり裕福であることが予想できた。幼稚園も私立で、地域では「富裕層が通う」ことで知られていた。

 

ママ友と顔を合わせる機会が増えてくると、女性は、自分の身なりを恥じるようになる。周りはブランド品で身を固めていたのだ。

 

女性は「自分は年上だ。彼女たちに負けるわけにはいかない」と思ってしまった。化粧品代や美容代にもお金をかけた。子供の洋服も高級品を買うようになっていく。

豊洲タワマンの〝常識〟に染まった妻

その出費の多さを知った夫はあるとき、ひどく叱責した。それはそうだ。そうした出費が、月15万円を超えていたからだ。夫の年収は700万円程度。貯金もままならない状況になっていた。しかし女性は、こう言い返した。

 

「このタワマンに住むことに決めたのはあなたでしょ。私はもっと庶民的な街でいいといったじゃない。あなたは働きに出ているからわからないだろうけど、豊洲には豊洲の〝常識〟ってものがあるの!」

 

そう言われると、夫はぐうの音も出なかった。

 

ママ友同士でインスタをフォローし合うようになると、女性の見栄っ張りは、さらに加速していった。

 

家族で外食するときも写真映えを気にして、安価なチェーン店には入らず、高い店を選んだ。食料品などを買うのにも、近くにある庶民的なスーパーではなく、少し遠い高級スーパーを利用するようになった。そして、そのスーパーの名にハッシュタグをつけて、SNSに投稿するのであった。

 

 

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※本連載は、永峰英太郎氏による書籍『人はこんなことで破産してしまうのか!』(三笠書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

人はこんなことで破産してしまうのか! 推し活、ペット、不倫、介護、投資……普通の人でもハマる落とし穴

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永峰 英太郎

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