(※写真はイメージです/PIXTA)

老後に向けた備えとして「年金額」「貯蓄額」に注目が集まりがちですが、実際の生活満足度は、お金の多寡だけでは語れないものです。金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査(2023年)』によると、70代の単身世帯の金融資産保有額(平均値)は1,529万円。この水準を大きく上回る資産を持ちながら、生活に孤独を感じる高齢者も少なくありません。「備えは十分だったはず」――そんな人が、老後に直面する“静かな壁”とは何なのでしょうか。

「老後資金は足りていた。でも、足りないものがあった」

「最近になって、ようやく“お金以外に必要なもの”があるってわかってきたんです」

 

西岡さんは、70代に入ってから市のシニア向けサロンに初めて参加。最初は不安だったものの、何度か顔を出すうちに、短い立ち話から笑顔が増えたといいます。

 

「誰かと『こんにちは』って言い合うだけで、ああ、今日私は生きているなと思えるんです。お金があっても、そういう実感がないと、なんだか空虚なんですよね」

 

「将来に備えて、お金を貯めてきた。でも、“将来”っていつなの? 今なんじゃないの?と思うようになって」

 

西岡さんは、最近になって自宅に椅子を2脚買い足しました。「誰かを呼ぶ準備」だといいます。

 

「たとえ来なくてもいいんです。でも、“来てもいい”って思えるようになった。それだけで、世界がちょっと広がった気がします」

 

老後資金はもちろん大切です。けれど、本当の安心は“誰かとつながっている”という実感の中にあるのかもしれません。孤独の解消は簡単ではありませんが、地域のサロン、シニア向けイベント、見守りサービスなど、行政・民間を問わず支援の輪も広がっています。

 

「老後の備え」は、銀行口座の残高だけではなく、“今日誰と笑い合えたか”という心の記憶にこそ宿るのかもしれません。

 

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