(※写真はイメージです/PIXTA)

年末年始の帰省――多くの家庭にとって、家族が再会し、団らんの時間を過ごす大切な機会です。おせちやご馳走を囲み、孫の成長に目を細める祖父母の姿は、年始の光景としてなじみ深いものでしょう。けれど一方で、高齢の親にとって「帰省を受け入れること」そのものが、体力的にも精神的にも少なからず負担になるという現実があります。

長男一家が帰省「来てくれて、嬉しかったよ」でも…

「嬉しかったよ。でも、ちょっと疲れたね」

 

そうつぶやいたのは、埼玉県に住む73歳の男性・斉藤清さん(仮名)です。定年退職後は趣味の家庭菜園や読書を楽しみながら、妻と2人で穏やかに暮らしています。

 

昨年末、大阪で暮らす長男一家が帰省。小学3年生と幼稚園児の2人の孫がはしゃぐ声が、久しぶりに斉藤家に響きました。

 

「最初は本当にうれしくてね。孫が『じいじ、これ見て!』って何回も話しかけてきて、私も張り切って将棋を教えたり、お年玉を用意したり」

 

けれど、3日目あたりから徐々に体の重さを感じるようになったといいます。

 

「朝も早いし、食事の支度や片づけもあるしね。妻も頑張ってくれていたけど、正直なところ、体力が追いつかないって感じでした」

 

斉藤さん夫妻にとって、普段の生活リズムはとても静かで、規則的です。朝は5時に起きて新聞を読み、午前中に買い物を済ませ、午後はゆっくり過ごす。食事も塩分控えめで決まった時間にとり、夜は9時に布団に入る――そんな生活が、帰省中は一変しました。

 

「孫たちが悪いわけじゃないんです。でも、夜遅くまでテレビがついていたり、リビングがずっと明るかったりすると、こっちが寝つけなくなっちゃって…。台所もずっと誰かが使っているから、自分のタイミングでお茶を入れるのも遠慮しちゃって」

 

妻も同様で、息子の好みに合わせて料理を作ったり、孫におやつを用意したりと気を張り詰めていた様子だったといいます。

 

「帰省してくれてありがたいし、楽しいんですよ。でもね、5日目の朝ぐらいになると、こたつに入っているだけで腰が痛くなるし、頭もぼーっとしてくるんです。なのに孫は『もっと遊ぼう!』って。嬉しいけど、しんどい。これが本音ですね」

 

そう話す斉藤さんの表情はどこか申し訳なさそうでもありました。

 

 \1月20日(火)11:00配信/
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