50代の厳しい転職事情…収入は大幅ダウン
厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」を見ると、年齢階級別の転職入職率は50代男性一般職で5%台。また、転職できても年収は大幅ダウンが一般的です。
Bさんも例外ではありません。ようやく掴んだ契約社員としての年収は300万円。正社員時代の3分の1です。しかし、朝起きて、職場に行き、人と会話する生活が戻ると、以前より明らかに「人間らしく」なっていったといいます。
「朝起きたくないと思っても会社に行くために起きますし、洗濯したくないと思っても人の目があるので身綺麗にします。最初は“契約社員か”と思っていましたが、そもそも金銭的な理由ではなく妻と子どもを取り戻すための労働なので、これぐらいでいいのかもしれない。最近、そんな風に思うようになりました」
いまも家族は別居中。関係が元に戻るかどうかは分かりません。それでもBさんは「これからどうなるかは自分次第。社会人として真っ当な姿を見せたい」と前を向いています。
仕事をしない自由を手に入れられる早期退職やFIREですが、しばらくして「やっぱり働くことにした」と再就職するケースは意外と少なくありません。お金以上に問われるのは、生活を律し、自分を管理する力なのかもしれません。
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