“昭和の成功モデル”はもう通用しない?
年金制度においても非正規労働者は不利な立場に置かれがちです。厚生年金に加入できないケースも多く、将来の老後資金に大きな格差が生じる懸念があります。博之さんは、息子の年金未納の可能性も危惧しています。
「身の丈に合った生き方が大事だと分かっていても、やっぱり不安なんですよね。何かあったとき、会社員だったら守られるけど、個人は全部自己責任だから」
博之さんは、最近では「無理に息子を“矯正”することが正解ではない」と思うようになったと話します。
かつての“正解”が、今では“選択肢の一つ”にすぎない時代。多様な働き方を尊重しながらも、現実的な備えをどう促していくか——家庭内での対話が問われる局面は、これからも増えていきそうです。
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