(※写真はイメージです/PIXTA)

定年後、第二のキャリアとして働き始める人が増えています。内閣府『令和7年版 高齢社会白書』によれば、65〜69歳の就業率は54.9%と、2人に1人以上が働いており、なかには再就職先でまったく異なる仕事に挑戦する人も少なくありません。管理職として勤め上げた人が、定年後は現場での肉体労働に従事する――そんなギャップに戸惑いながらも、やりがいを見出す人もいます。

年金+αの収入と、“社会との接点”

総務省『家計調査(2024年)』によると、高齢夫婦無職世帯の月平均支出は約25.6万円に対し、年金などの可処分所得は約22.2万円。月3万円以上の赤字が続く家庭も珍しくありません。

 

西田さんは「自分は恵まれている方」だと語りながらも、「年金だけで余裕のある生活ができるわけじゃない。週4回でも働けば、月6〜7万円の収入になる。旅行や孫へのプレゼントも我慢せずに済む」と、働く意義を語ります。

 

また、スーパーでは年齢も経歴も関係なく、皆が「下の名前」で呼び合う文化。そこで得た“第2の職場仲間”との関係が、いまや人生の支えになっているといいます。

 

「若いころは、“上に行くこと”だけが正解だと思っていた。でも、いま思うのは、“誰かの役に立っている”と実感できる仕事が、一番幸せだってことです」

 

西田さんはそう語り、笑顔を見せました。社会とつながっている実感がある限り、人はいつまでも“現役”でいられるのかもしれません。

 

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