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誰しもが自分の「箱」を持てる
私は、本当に苦しかったときに「でも、自分でやったじゃん?」と言うのが口癖でした。誰から頼まれたわけでもなく、自分で決めてやったことなのだと、自分自身に今一度認識させるのです。
私はたまたま会社という「箱」をつくることができたので、そこに必要な仕組みを構築してきましたが、そのための特別な才能があったとかいうことではありません。きっと誰もが、自分がつくれる「箱」があって、そこで発揮できる才能があると思うのです。
箱というのは自分が大事にしたいと思うものであれば、家庭、会社、何かのサークルやコミュニティ、なんでもいいのです。最初につくるときは労力を要するかもしれませんが、みんなそれをできる力は本来持っているのですから、やったもの勝ちです。
特に今は小さく始めてトライアンドエラーしやすい時代です。ちょっとやってみて失敗して、修正して、ということを繰り返してみたら、自分が自分の力で築き上げた愛着の持てる箱ができているはずです。
運は「運ぶ」もの
こうして自分の過去を振り返りながら、それに裏付けられた自分の価値観を棚卸ししていると、改めて私がこの会社で大事にしたいことが見えてきました。たしかに、私がキャリアを築いてきた20~30年前と今とでは社会の状況は大きく異なります。
しかし、私の会社では、スタッフとして接客やマナー、あらゆるヒューマンスキルを学んでもらい、そのアウトプットを社会の中で実践してもらうことで、女性の成長や女性の活躍を促したいという思いはずっと変わっていません。それがこの会社の存在意義であると明確に言葉にし、人に伝え、何かを決めるときに立ち返るような拠り所としてこれからもずっと大事にしていきます。
そのためには自分のためになる人、自分を成長させてくれる人と出会うことが必要不可欠で、それには「運」も大事です。運は「運ぶ」という字を書くように、1カ所にとどまっているようではいつまで経ってももたらされないものです。いい出会いがあったら、その相手にも出会いをもたらしてくれた人にも感謝し、その人たちのためにも自ら動くことを地道に続けていたら、自ずと運は運ばれていくはずです。
結果がどうなるかはやってみないと分かりませんが、自分で行動したことは必ず自分の中に実績として残ります。誰にでも可能性があるのですから、動くことでそれを試してみたらいいと思うのです。
変わらない軸
働き方も生活スタイルも変化を重ねてきた私ですが、これまでずっと変わらなかったのは「常に考えることと行動を一致させてきた」ことです。昔は無意識でしたが、今思い返すと高校生くらいにはすでにそういう私が確立されていました。
最初に就職したときは「入りたいけど、どうしようかな」というふうに迷うことはなく「入りたい」と感じたら同時に入ることを決めていたのです。
辞めてファッションの道に進んだときも「やりたい」という感情が起こった瞬間と行動のスイッチは常に同時でした。「これが私の軸!」というほど立派なものではないかもしれませんが、考えることと行動を一致させてきたことが結果的に私の人生を豊かにしているのは間違いありません。
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