(※写真はイメージです/PIXTA)

都市部の喧騒を離れ、自然に囲まれた環境で第2の人生を――そんな期待から、老後に“空き家を活用した田舎暮らし”を選ぶ人も少なくありません。「都市から地方」への移住支援策を自治体が打ち出す例も目立ちます。しかし、「静かな環境」「広い家」がもたらすのは、常に安心とは限りません。家族以外に誰もいない“空白の時間”は、時として夫婦間の不和を浮き彫りにすることもあるのです。

「田舎暮らし」には“支え”が必要

実際、高齢者の“孤立”は都市部より地方で深刻化しやすいと言われています。厚生労働省の「地域包括ケアシステム」では、高齢者が住み慣れた地域で最期まで暮らせるよう支援する方針を掲げていますが、個人レベルでのサポートや「見守りの仕組み」が不足している地域も少なくありません。

 

「老後の地方移住」自体が悪いわけではありません。しかし、生活の変化に伴う“孤立”や“夫婦関係の再構築”には、外部の支えやコミュニティ参加が欠かせません。

 

「母は、もう少し近くに住んでいたら何か違ったかもね、と言っていました。父の介護が必要になる前に、2人の暮らしを見直してほしいと思っています」

 

家の広さでも、収入でもなく、人との関わりが老後を支えます。由紀さんの言葉には、現代の高齢社会が抱える“見えにくい孤独”がにじんでいました。

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録