東証プライム市場の株価騰落率〈トップ3・ワースト3〉材料不明でも株価は動く…投資家が振り回される「需給要因」の影響【昨日動いた個別株】

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3

1位：アドバンスクリエイト〈8798〉……前日比+35円（+16.28%）／終値250円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。ショートカバー^（※）の連鎖による急騰か。

^{（※）ショートカバー：空売りした投資家が株価上昇で損失を防ぐために買い戻す行為のこと。この買い戻しが集中すると、さらなる株価上昇を招き、連鎖的にカバーを誘発する。これが典型的な需給要因による急騰であり、ファンダメンタルズとは無関係に出来高が急増し、短時間で10％超の上昇を引き起こすことがある。特に低位株や信用倍率が低い銘柄で発生しやすい。}

2位：Link－Uグループ〈4446〉……前日比+150円（+15.51%）／終値1,117円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。前日、同社はサウジアラビアのTarjamaと、日本のマンガ・アニメのアラビア語ローカライズ、配信、および官民連携による事業開発を目的とする基本合意書（MoU）を締結したと発表しており、これが材料視され連日のストップ高となっている。

3位：山口フィナンシャルグループ〈8418〉……前日比+195円（+10.70%／終値2,018円

【売買材料】

同社は11月26日（水）取引時間終了後、1,000万株または150億円を上限とする自社株買いの実施を発表。これが好感され物色された模様。

〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3

1位：ネクセラファーマ〈4565〉……前日比－53円（－5.98%）／終値834円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。

2位：ライフドリンクカンパニー〈2585〉……前日比－130円（－5.87%）／終値2,085円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。

3位：FPパートナー〈7388〉……前日比－137円（－5.73%）／終値2,255円

【売買材料】

当日は特段個別の売買材料見当たらず。当日は同社の権利落ち日。

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