(※写真はイメージです/PIXTA)

人生の後半、「自分たちのためにお金を使いたい」と考える人は少なくありません。定年退職を迎え、まとまった退職金や貯金があれば、海外旅行や趣味に投資するのも一つの選択肢です。中でも“世界一周クルーズ”のような非日常の体験は、「死ぬまでに一度は行ってみたい」と憧れる人も多いでしょう。しかし、その後に待ち受ける“医療費”や“介護”“物価上昇”といった現実に、思わぬ形で生活が苦しくなるケースもあります。

「あのときのお金、少しでも残しておけば」後悔と今後の選択

斉藤さんは、「決して後悔はしていない」と前置きしつつも、こう漏らします。

 

「旅の途中で知り合った夫婦は、3回目の世界一周だと言っていました。でもよくよく話を聞くと、不動産収入があるとか、うちとは土台が違うんですよね。自分たちは“贅沢した”というより、“一発使い切り”だったんです」

 

現在は生活費の一部を補うために、春江さんが近所の高齢者施設で週3日のパート勤務を始めました。

 

「一度きりの人生だからって、自分にご褒美をあげるのは悪くない。でも、年金生活は“収入が増えない”からこそ、使う順番をもっと考えればよかったと思います」

 

老後の家計は、「公的年金」「私的年金・退職金」「貯蓄・資産運用」の3つで支えるのが基本です。特に貯金を大きく取り崩す場合には、下記のような支出見通しの確認が重要とされています。

 

●医療・介護費用の見積もり

 

●物価上昇率(2024年度は前年比+2.7%)

 

●税金・社会保険料の負担(住民税・国保・介護保険料等)

 

人生の後半戦、後悔のない時間を過ごすためには、夢の実現と備えのバランスがますます問われています。

 

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