「幸せに暮らしてね」75歳母のメモ…年金10万円“変わり者”の自宅アパートを大片付け。疎遠な48歳娘が食器棚の奥から発見した〈5,000万円の通帳〉

「幸せに暮らしてね」75歳母のメモ…年金10万円“変わり者”の自宅アパートを大片付け。疎遠な48歳娘が食器棚の奥から発見した〈5,000万円の通帳〉
(※写真はイメージです/PIXTA)

親子が生前に十分な会話をしないまま別れを迎えることは、決して珍しくありません。長年疎遠だった親が亡くなったあと、その遺品整理中に「想像を超える現金や通帳」が見つかり、驚きと戸惑いに包まれるケースもあります。親の年金額や生活ぶりから“経済的に厳しい”と思い込んでいた家族ほど、その落差に混乱を覚えるようです。今回は、年金月10万円で質素に暮らしていた75歳女性の死後、遺された娘が知った“もう一つの顔”に迫ります。

「母の生活は“ギリギリ”だと思っていました」通帳を開くと…

「幸せに暮らしてね」

 

そう書かれたメモが、母の仏壇の引き出しに入っていました。

 

東京都下に住む48歳の会社員・亜美さん(仮名)は、母・文江さん(享年75歳)の遺品整理をきっかけに、10年以上ぶりに実家のアパートを訪れました。文江さんは長年一人暮らしで、月10万円の国民年金で細々と暮らしていたとされ、近隣住民からは「少し変わった人」と言われていたそうです。

 

「連絡は年に一度、年賀状のやりとりだけ。母の生活は“ギリギリ”だと思っていました」

 

アパートの部屋は年季の入った家電と家具、そして大量の古い雑誌や新聞で埋め尽くされていました。

 

遺品整理は、想像以上に体力と時間を要しました。

 

「とにかく物が多くて…台所なんて、開かずの扉ばかりでした」

 

その中で、年季の入った食器棚をどかしたとき、ホコリにまみれた封筒が床に落ちてきたそうです。中には、銀行の通帳が複数冊。どれも古いものでしたが、最も新しい通帳を開いた瞬間、亜美さんは目を疑いました。

 

「最終残高が“5,132万円”。そのときは意味がわからず、思わず通帳を持ったまま床に座り込んでしまいました」

 

文江さんは、若い頃に夫と離婚し、女手一つで亜美さんを育てました。生活保護は受けず、パートと内職を掛け持ちして生計を立てていたといいます。

 

「節約家、というより“極端にお金を使わない人”だったと思います」

 

冷暖房を極力使わず、服も何年も同じものを着続け、テレビも地上波しか見ない。その生活を見て、「母は貧しい」と思い込んでいた亜美さん。しかし実際には、文江さんはパート時代からコツコツと現金をため、定期預金を複数口座に分けて保有していたのです。

 

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