(写真はイメージです/PIXTA)

幹部・経営層の採用面接では、現場採用とは違う視点で見られています。これまでの実績だけでなく、価値観や意思決定の軸、経営に向き合う姿勢が問われるからです。本記事では、エグゼクティブ転職の専門家・井上和幸氏が、転職活動において「これが答えられなければ“不採用”になり得る」という4つの重要質問を紹介するとともに、その意図を解説します。

質問その3:「あなたにとってマネジメント(幹部人材)、経営(経営人材)とは、どのようなものですか?」

直接こんな風に聞かれることは多くはないかもしれません。しかし、相手側の社長や経営陣は、幹部候補にはマネジメントについての考え方・価値観について、経営クラスであれば事業観、経営観について知りたいと考えます。そして、それが自社の価値観と合致しているか否かを確認します。

 

ここで重要なのは、「相手企業に合わせて迎合しない」ということです。面接時に応募先企業の企業理念やコンセプトなどを読み込み、それに合わせようとする人をよく見かけます。

 

もちろん自分の価値観と合致していれば、それを素直に伝えて欲しいのですが(それこそがよい転職先です)、面接対応で相手に合わせて「いいですね」などと言っても、本心で響いていなければ、底が浅く相手に伝わってしまうものです。それなりの社長であれば、「逆に〇〇さんとしてのこだわりとか、ないの?」と切り返されるでしょう。

 

こればかりは、付け焼き刃では通用しません。あなたがこれまで取り組んできたマネジメント・事業執行・経営の経験から具体的かつ体験的に培われた持論や一家言を、ぜひとも相手企業の社長などにぶつけてください。それこそが、相手側が採用候補者としてのあなたから、一番聞きたいことです。

次ページ質問その4:「複数企業から内定が出た際、どうされますか?」
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