年収300万円の人は、宝くじを買う
年収1000万円の人は、宝くじを買わない
年収1億円の人は、宝くじのシステムを作る
「夢を買うもの」だとしても、当たる確率が低すぎる
宝くじが当たる確率は、明日交通事故で死ぬ確率よりも低い」と言われます。例えば、ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は、1000万分の1です。
もし1000万枚買い占めたとしても、1枚300円なので、かかる費用は30億円。1等前後賞合わせて6億円が当たったとしても、24億円の赤字です。
宝くじは夢を買うものと言いますが、夢にしても確率が低すぎます。普通に努力して手に入れる夢の方が、実現できる確率は高いと思います。
でも、年収300万円の人はそれでも夢を買おうとします。なぜなら、お金を出すだけで見れる夢だからです。
普段から10円高いか安いかでいくつものスーパーをはしごする生活を送っているのはなんのためなのでしょうか。お金になって消えてしまう夢を買うためなのでしょうか。
夢を見ることは、とても大事なことです。でも、それは実現しようと思って努力できるような夢に限ります。
努力とはまったく無縁の、「当たるも八卦当たらぬも八卦」の夢にかけることは、まったく意味がありません。夢の実現も大事ですが、夢に向かって突き進む努力こそ、得難いものだからです。
「努力のしがいのないもの」は手を出すのは無意味
年収1000万円の人は、夢はただ見るだけではいけないことを知っています。だから、努力のしがいがない宝くじのようなものに手を出すことの無意味さを知っています。
でも、年収1億稼ぐ人は、夢というものがどれだけ人を惹きつけるかに注目します。
宝くじのように、一気にお金がたくさん集まるということに「夢」を見る人がたくさんいるのなら、「夢」と「努力」を結びつける方法を教えれば、より多くの人が幸せになれると思うのです。
だから1億稼ぐ人には、宝くじのような金額が儲かることを伝えながら、それに向かってどんなことをすればいいのか、具体的な方法論を伝えようという意思があります。そして、より多くの人に儲かってもらいたいと思えば思うほど、自分にもお金が入ってくるのです。
1億稼ぐ人は、宝くじのシステムをつくります。ただしそのシステムは、誰もが「努力」できるようなシステムです。