今回は、成功している人はなぜ、報酬よりも仕事の価値にこだわるのかを見ていきます。※本連載は、若きカリスマ経営者が教える金川顕教氏の著書、『年収300万はお金を減らす人 年収1000万はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、年収1億円の思考法を紹介します。

年収300万円の人は、報酬に無頓着

年収1000万円の人は、報酬にこだわる

年収1億円の人は、報酬よりも仕事の価値にこだわる

仕事を請ける以上は「プロ」として行う

仕事をやる以上は、絶対に報酬がなければいけません。そこをなあなあにして、知り合い同士の付き合いだからと安易に引き受けることは避けなければいけません。

 

自分の貴重な時間が失われるだけではなく、仕事の質自体も低くなってしまいます。仕事を発注した人も、仕事を受けた人も、無駄な時間と労力を割いてしまうだけです。報酬をしっかりさせておくことはとても大切です。

 

仕事を発注した人も受注した人も、同様にプロとして接することができると、やはりいい仕事を効率的に行うことができます。年収300万円の人と年収1000万円の人の違いは、おそらくその意識やこだわりの違いでしょう。

仕事を通じて得るノウハウは、報酬だけでは測れない

さて、年収1億の人は、仕事を発注することが多い人です。僕の場合、いずれは発注することになることを見据えたうえで、全ての仕事を必ず自分でやっておくことにしていました。

 

すべての仕事をまずは自分でやってみて、どんな仕事ならアウトソーシングできるのかを自分で見極めていたのです。そこで気が付いたことは、仕事という経験は、報酬だけで測れるものでもないということです。

 

報酬を高く設定して質の高い仕事をお願いすることも大事ですが、それ以上に大事なのは、仕事を通じて得るノウハウです。このことに気が付くことができれば、仕事の発注も的確に行えるようになります。

 

年収1億の人は、仕事の報酬が金額だけではないことをよく知っています。金額というのは基本的には一時的なものですし、相場のようなものでしかありません。しかし、その仕事を通じて得ることのできる知識やノウハウは、その後もずっと使うことができるものです。

 

仕事の発注者と受注者の間にある関係性を重視していけば、必ず、一時的な報酬の額よりも、そのノウハウを使って次に何ができるのかを考えていくことにもつながっていきます。

 

ビジネスを大きく育てていくことは、人間関係や、人のスキルを育てていくことでもあります。ひとりだけで稼ぐのではなく、チームで稼ぐというのは、ここでもとても重要な意味を持っているのです。

本連載は、2017年1月10日刊行の書籍『年収300万はお金を減らす人 年収1000万はお金を増やす人 年収一億円はお金と時間が増える人』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

年収300万円はお金を減らす人 年収1000万円はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人

年収300万円はお金を減らす人 年収1000万円はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人

金川 顕教

サンライズパブリッシング

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