今回は、なぜ成功する人はクレジットカードを一枚しか持たないのかを見ていきます。※本連載は、若きカリスマ経営者が教える金川顕教氏の著書、『年収300万はお金を減らす人 年収1000万はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、年収1億円の思考法を紹介します。

年収300万円の人は、ポイントカードをたくさん持っている

年収1000万円の人は、クレジットカードをたくさん持っている

年収1億円の人は、財布を持っていない

現金を持ち歩くことで時間をムダにする!?

世の中にはお得なものって多いですよね。何か買い物をすればいろんなところからポイントがついてきて、なんだか得した気分になります。でもその一方で、使わないまま放置しているポイントだってたくさんあります。

 

年収300万円の人は、何か節約の足しになるかもしれないと思ってポイントカードをたくさん用意しますが、管理しきれるわけがありません。すぐにやめましょう。

 

年収1000万円の人は、クレジットカードを使い分けて賢く買い物をすることを心掛けています。ポイントはクレジットカードにつくものに集中させたりしながら、現金と数枚のクレジットカードを組み合わせて、支払い方法を管理します。でも、年収1億円の人は、支払いの選択という判断の時間を必要ないと思っています。

 

支払い方法は常にひとつ。一枚のクレジットカードです。

 

僕は財布はいらないと思っています。そして、現金もいりません。みんな、現金で支払う発想に慣れ過ぎていますが、現金を持ち歩くことによる時間や労力のムダは結構なロスだと思っています。

 

まず、現金を持とうと思うとどんなに時間を短縮しても、「ATMのあるところに行くまでの時間」と「ATM操作にかかる時間」はかかってしまいます。それに加えて、会計時の細かいお金のやり取りも、結構もったいないですよね。

 

まず財布を取りだして、その中から現金を取り出して、お金を数えて渡して、おつりを受け取って、財布をしまう・・・。作業を文章にしたら、思った以上にたくさんの工程がありましたね。時間の短縮に一番効果的なのは、まず現金を持たないことです。

支払い方法を限定すれば無駄な判断が発生しない

それからもうひとつ、クレジットカード一枚で全ての支払いをするのには重要な理由があります。一言でいえば「無駄な判断はしない」ということなんです。

 

人間は、一日に判断できる量が決まっていると言われています。判断って、重要な判断でもささいな判断でも、頭の労力はそれほど変わらなくて、結構疲れてしまうものなんだそうです。だとすれば、判断すべきなのは重要なものに絞って、それ以外はほとんど考えずに済むようなものにしなければいけません。

 

スティーヴ・ジョブズがいつも同じ服を着ていたのは有名ですが、いつでも重要な判断が下せるようなコンディションを保つことはすごく重要なんです。

本連載は、2017年1月10日刊行の書籍『年収300万はお金を減らす人 年収1000万はお金を増やす人 年収一億円はお金と時間が増える人』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

年収300万円はお金を減らす人 年収1000万円はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人

年収300万円はお金を減らす人 年収1000万円はお金を増やす人 年収1億円はお金と時間が増える人

金川 顕教

サンライズパブリッシング

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