(※写真はイメージです/PIXTA)

定年退職を迎えるにあたり、多くの夫婦が「これからの人生をどう過ごすか」に思いを巡らせます。特に退職金というまとまった資金を得ると、「老後はひと安心」と考える方も少なくありません。しかし、ライフスタイルや価値観のずれ、将来への備え方の違いが、思わぬ“離婚”という結果を招くこともあります。今回は、2,200万円の退職金を手にした夫が、高級ディナーで“感謝の気持ち”を伝えようとした矢先、妻から差し出された「離婚届」の理由をみていきます。

「見栄じゃなく、安心のために使ってほしかった」

「私は、旅行や外食をしたくないわけじゃない。でも、“安心して暮らす土台”ができてからの話だと思うんです」

 

恵子さんは、退職金の一部を「高齢期の医療・介護費のための貯蓄」や「将来の住み替え資金」に充てる話し合いを望んでいたといいます。

 

「けれど、夫は“そんなのはまだ先の話だ”って、何度も聞き流してきました」

 

結果として、ディナーの予約表は“信頼の破綻”を象徴する紙切れとなってしまいました。

 

高齢期を迎えた夫婦での“価値観の共有”や“ライフプランの可視化”は、今、かつて以上に重要になっています。制度や計画がいくら整っていても、「パートナーと話し合えていない」状態では、意味を持ちません。

 

「私は、老後に贅沢を求めているんじゃない。ただ、“2人でちゃんと考えた”という実感がほしかっただけです」

 

離婚届を提出するかどうか、恵子さんはまだ迷っているといいます。しかし何よりも伝えたかったのは、「夫婦として“向き合う姿勢”の欠如が、一番つらかった」ということでした。

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

カインドネスシリーズを展開するハウスリンクホームの「資料請求」詳細はこちらです
川柳コンテストの詳細はコチラです アパート経営オンラインはこちらです。 富裕層のためのセミナー情報、詳細はこちらです 富裕層のための会員組織「カメハメハ倶楽部」の詳細はこちらです 不動産小口化商品の情報サイト「不動産小口化商品ナビ」はこちらです 特設サイト「社長・院長のためのDXナビ」はこちらです オリックス銀行が展開する不動産投資情報サイト「manabu不動産投資」はこちらです 一人でも多くの読者に学びの場を提供する情報サイト「話題の本.com」はこちらです THE GOLD ONLINEへの広告掲載について、詳細はこちらです

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録