ゴールドオンライン新書最新刊、Amazonにて好評発売中!
データで読み解く「日本経済」のリアル【エンタメ・スポーツ・事件編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)
データで読み解く「日本経済」のリアル【季節&気象・マインド・おもしろジンクス編】
宅森昭吉(著)+ゴールドオンライン(編集)
富裕層の資産承継と相続税 富裕層の相続戦略シリーズ【国内編】
八ツ尾順一(著)+ゴールドオンライン(編集)
シリーズ既刊本も好評発売中 → 紹介ページはコチラ!
「介護とお金」の3つの盲点
介護の相談を受けるなかで感じるのは、「お金の誤解」が多いことです。次の3点で注意が必要になります。
1.「資産はあるけど使えない」資産構造
不動産・定期預金・名義違いなど、流動性の低い資産が多いと、いざというとき現金が出せません。
2.「介護費用」は想定以上に長期化する
平均介護期間は約5年。最初は在宅で費用を抑えられても、症状が進行した後半戦では施設費用が重くのしかかります。
3.「認知症になる前」の備えがすべて
認知症発症後は、家族でも預金を動かすことが困難になります。早めに「任意後見制度」「家族信託」「成年後見制度」といった法的な備えは、元気なうちにしかできません。
「お金の安心」は“備えと会話”から生まれる
「うちは大丈夫」と思っていても、実際に介護が始まると、施設探し、費用、手続き、そして将来への不安……すべてが一度に押し寄せてくるものです。だからこそ、以下の準備が不可欠です。
・元気なうちに、家族でお金と介護の話をする
・施設に入るのか、どんな生活を望むのかを記録に残す
・資産を動かせる仕組みをつくる(家族信託・任意後見など)
これらが“お金の備え”であり、同時に“心の備え”になります。
「お金がある=安心」ではない時代に
81歳の母がいった「お金のことは心配いらない」という言葉。それは、もしかしたら「子どもに迷惑をかけたくない」という想いの裏返しなのかもしれません。介護とお金の問題は、単なる「数字の計算」ではありません。そこには、“家族の感情”と“お互いへの信頼”が深く関わっています。
家族の会話のなかで、「どこで、どんな最期を迎えたいのか」を一緒に考えること。それこそが、本当の意味での「家族の安心」に繋がります。介護資金をめぐる問題は、「貯金の額」よりも「仕組みと会話」がすべてなのです。
親の意向を尊重しつつ、法的・経済的に資産を動かせる環境を整えること。それが、家族にとって最大の“老後リスクヘッジ”になります。
森 逸行
ファイナンシャルトレーナーFP事務所
代表
注目のセミナー情報
【事業投資】2月3日(火)開催
景気に左右されない安定性が魅力の塾投資とは?
「ECCの個別指導塾ベストワン」という選択肢
驚異の「年利40% !?」“希少価値”と“円安”も追い風に…
勝てるBar投資「お酒の美術館」とは
飲食未経験者が「稼げるBarオーナー」になる納得の仕組み
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
