面接官「前の会社、1年でお辞めになったようですが…」短期離職に付きまとう“不信感”の乗り越え方 【エグゼクティブ転職のプロが指南】

面接官「前の会社、1年でお辞めになったようですが…」短期離職に付きまとう“不信感”の乗り越え方 【エグゼクティブ転職のプロが指南】
(写真はイメージです/PIXTA)

ここ数年、エグゼクティブ層の短期離職が増加傾向にあります。勤続年数が短いと採用担当者にネガティブな印象を与え、再就職のハードルが高くなりがちです。そのため、転職活動の準備段階から離職理由としっかり向き合うことが重要になります。本記事では、職務経歴書や面接での離職理由の扱い方について、エグゼクティブ転職の専門家・井上和幸氏が具体的に解説します。

短期離職の理由を隠してはいけない

また、実績だけ華やかに記載されていて、短期離職の理由が書かれていないと、相手には不審感しか残りません。当然、選考は進みませんし、時折それをかいくぐって入社したとしても、「前職でこれをやったと言っていたじゃないか」「前職ではこれくらいの業績を上げていたはずなのに、なぜ当社では全く成果が出ないの?」といった入社後のトラブルになりかねません。

 

実際、数度の短期離職を繰り返している方のなかには、このパターンに陥っているケースも少なからず見受けられます。

 

まず、こうなってしまったことは仕方ありません。第一にやるべきことは、自分から短期離職の理由を具体的かつ客観的に述べることです。開示されていないグレーゾーン(この場合、なぜ短期間で退職する・したのか)について、基本的に相手がよい方に解釈してくれるということはありません。不明な部分はネガティブに受け止められ、勝手に不利な解釈をされてしまいます。

 

そうならないよう、自ら「なにが起きて」「自分なりにどのような対処をして」、「それでもなお、なにが解決されないために今回、短期で退職する・したのか?」を職務経歴書に端的に記載しましょう。

応募先企業も自分自身も納得できる離職理由か? 

さて、その棚卸しした短期離職の理由は、応募先の企業・経営者からみて妥当と思えるものでしょうか?

 

「なるほど、それは大変だったね。残念だったね」と理解してもらえるものでしょうか? もしかすると、「それで直ぐに辞めてしまうなんて、ちょっと問題では」と思われてしまうようなものだったりはしないでしょうか?

 

私はよく「一事が万事」ということをお話しします。問題が起きた際に、解決しようと努力せずに、そこから逃げてしまった場合、同じことが必ずまた次の会社でも起きます。ステージクリアしないままに次に進むと、いつまでも同じゲームを解けるまでリプレイすることになるのが「キャリア」なのです。

 

敵前逃亡型の転職になっていないか? 現社で問題があるとしても、それに十分向き合い切ったうえでの今回の転職活動となっているか?

 

この段階ではまだ一人での個人ワークですから、ぜひ自分に嘘をつかずにしっかりと振り返り、文章や言葉にしてください。自分自身でもきちんと納得できるならば、仕切り直しでの今回の転職活動に自信を持って臨めることでしょう。それは、必ずよい結果をもたらします。

 

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