また来たか…。年金月21万円・貯蓄1,300万円で慎ましく暮らす71歳主婦「ばぁば、遊びに来たよ!」孫の来訪を喜べないワケ

また来たか…。年金月21万円・貯蓄1,300万円で慎ましく暮らす71歳主婦「ばぁば、遊びに来たよ!」孫の来訪を喜べないワケ

「孫フィーバー」に夢中になる人がいる一方で、「私は自分の生活を優先したい」と考える人もいます。しかし世間では「優しいばあば」が理想とされる風潮も。今回は、そんな期待に悩む女性の事例を通して、孫との距離感や老後の暮らし方について考えていきましょう。

「理想のおばあちゃん像」を追い求める必要はない

和子さんは孫に熱心になれない自分を責めることもあるといいます。しかし、家族との関わり方は人それぞれです。

 

大切なのは、自分たち夫婦の生活や健康を最優先にすること。無理に「理想のばあば像」に合わせると、心身や経済的負担が積み重なり、かえって子どもや孫に迷惑をかける可能性があります。

 

生活の基盤を守りつつ、無理のない範囲で孫と関わる方が家族全体にとっても安定した関係につながります。具体的には、帰省頻度や滞在時間を減らしてもらう、援助は無理のない範囲で調整するなど、ルールを自分たちで決めること。

 

こうした線引きで、子どもや孫との関係を穏やかに保ち、老後資金や生活の安心も守ることができます。罪悪感を持つのではなく、自分たちの生活を守る判断をすることが何よりも大切です。

 

 

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