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大学の先輩とスピード婚、転職も成功で幸せいっぱいのはずが…
ここ数カ月の間に離婚を視野に入れて密かに準備を進めている、中堅企業勤務の会社員の田中彩さん(41歳・仮名)。これまで円満な関係だった夫・雅之さん(仮名・43歳)が、あることをきっかけに豹変してしまい、将来をともに歩むイメージができなくなってしまったといいます。
「私たちは大学のサークルの先輩後輩でした。サークルの仲間を交えて数年に1回程度交流する関係でしたが、私が転職に悩み、目指す業界と近いところで仕事をしている夫に相談を持ち掛けたことから急接近し、スピード婚したのです」
長年の婚活でも思うような成果が出なかった彩さんがトントン拍子に結婚し、ご両親は大喜び。そのうえ、雅之さんのアドバイスに従って必要な勉強を重ね、見事転職まで成功させました。その後も必死に働き、中間管理職のポジションも得られたといいます。
「年収、見栄張るなよ」「え、本当にもらってるよ?」
「転職したのは結婚後。夫が親身になってアドバイスしてくれたおかげだと思っています。転職先の企業は以前の勤務先より小規模なものの、人間関係にも恵まれ、本当に居心地のいい職場なのですが…」
彩さんはそういうと顔を曇らせました。
まじめな彩さんは直属の上司から高い評価を得て、ほどなく中間管理職に昇進し、給料もアップ。しかし、それが原因で雅之さんとの関係にヒビが入ってしまったといいます。
「あるセミナーの申し込みに「年収〇〇〇万~〇〇〇万円」といった入力欄があったんです。プルダウンで選んでいだら、夫が後ろから見ていて〈見栄張るなよ〉とバカにしたように笑うので、〈えっ、ウソついてないよ?〉と…。そうしたら、みるみる顔色が変わりました」
彩さんの家庭は夫婦別サイフで、彩さんは雅之さんの給与額を知りませんでした。てっきり自分よりはるかに高給だと思っていた彩さんですが、実情は違ったようです。
「お互いの年収の詳細を話したら、私が20万円ほど上回っていました。でも、20万円って、そこまで大きな額でしょうか?」
