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いざというときの相談先・対策
高齢者本人が「家族に通帳を預けている」「金銭管理が不安」と感じたときは、以下のような支援制度もあります。
■成年後見制度
判断能力が低下した高齢者を法的に支援する制度。無断で財産を使われることを防げます。
※窓口:家庭裁判所/地域包括支援センター
■日常生活自立支援事業(福祉サービス利用援助)
通帳管理や支払い、福祉サービス契約などを社会福祉協議会がサポートします。
※窓口:市区町村の社会福祉協議会
■金融機関での口座制限・家族信託の活用
「この口座は出金制限をかけておきたい」などの相談も、近年では増えています。
「信頼していた家族だからこそ、許せなかった」
「赤の他人だったらすぐに警察に行っていたかもしれません。でも、息子だからこそ、信じたかったし、裏切られたショックも大きかった」
正夫さんは今後、公正証書で遺言を書き、資産管理についても専門家に相談する予定だといいます。
親子であっても「お金の問題」は明確に。感情だけで動いてしまえば、人生の終盤で、最も近しい人との関係が壊れてしまうこともある――それが、正夫さんの体験が伝える教訓です。
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